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IRTモデルのMCMCによるパラメータ推定用ソフトウェアの開発とその応用

Research Project

Project/Area Number 16650218
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Educational technology
Research InstitutionMiyagi National College of Technology

Principal Investigator

佐藤 喜一  宮城工業高等専門学校, 電気工学科, 助手 (00300517)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 村木 英治  東北大学, 大学院教育情報学研究部, 教授 (50344643)
Project Period (FY) 2004 – 2006
Project Status Completed (Fiscal Year 2006)
Budget Amount *help
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2006: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2004: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Keywordsマルコフ連鎖モンテカルロ法 / メトロポリス-ヘイスティングスアルゴリズム / 並列型のアルゴリズム / 適応的な提案分布 / 項目反応理論 / Raschモデル / ベイズ推定 / パラメータ推定 / 標準誤差 / 誤差伝播 / デルタ法 / 多次元項目反応理論 / 補償型モデル / 非補償型モデル / 項目応答理論 / 2-パラメータ・ロジスティック・モデル
Research Abstract

現在,マルコフ連鎖モンテカルロ法の中心的なアルゴリズムはメトロポリス-ヘイスティングスアルゴリズム(Metropolis-Hastings algorithm)である.今年度は,酔歩連鎖によるメトロポリス-ヘイスティングスアルゴリズム(random-walk Metropolis-Hastings algorithm, RWMHアルゴリズム)におけるスケールの調整を自動化するため,RWMHアルゴリズムの並列化についてまず研究した.
まず,並列型の酔歩連鎖によるメトロポリス-ヘイスティングスアルゴリズム(parallel random-walk Metropolis-Hastings algorithm, P-RWMHアルゴリズム)を考案した.さらに,高次元の確率分布からもサンプリングできるようにP-RWMHアルゴリズムを拡張した。P-RWMHアルゴリズムでは,多数のマルコフ連鎖を並列に走らせることにより,提案分布を適応的に変化させながら提案分布のスケールを自動調整できるとともに,マルコフ連鎖の稼動検査期間を適応的に見積もることができる.
つぎに,P-RWMHアルゴリズムによるサンプリングの性質を調べるため,P-RWMHアルゴリズムを2次元正規分布からのサンプリングに適用した.その結果,確率変数間に極端に強い相関がないかぎり,P-RWMHアルゴリズムはRWMHアルゴリズムとほぼ同じ精度でサンプリングできることがわかった.
さらに,P-RWMHアルゴリズムを項目反応モデルのひとつであるRaschモデルの項目困難度母数の推定に適用し,妥当な推定値が得られるかどうかを調べた.その結果,P-RWMHアルゴリズムにより得られた推定値は数値的に妥当なものであり,RWMHアルゴリズムとほとんど同一の推定値が得られることが分かった.
今後,今年度に得られた成果をテスト学会等に発表していく予定である.

Report

(3 results)
  • 2006 Annual Research Report
  • 2005 Annual Research Report
  • 2004 Annual Research Report
  • Research Products

    (3 results)

All 2005 2004

All Journal Article (3 results)

  • [Journal Article] Raschモデルにおける項目困難度パラメータから能力パラメータの最尤推定値へのデルタ法による誤差伝播の解析2005

    • Author(s)
      佐藤喜一
    • Journal Title

      日本テスト学会誌 1・1

      Pages: 59-66

    • NAID

      40007443701

    • Related Report
      2005 Annual Research Report
  • [Journal Article] 2値応答に対する多次元項目反応理論モデルの確率論的な構築2005

    • Author(s)
      佐藤喜一
    • Journal Title

      日本テスト学会第3回大会発表論文抄録集

      Pages: 154-155

    • Related Report
      2005 Annual Research Report
  • [Journal Article] 2-パラメータ・ロジスティック・モデルの能力パラメータの推定における項目パラメータの推定誤差の影響2004

    • Author(s)
      佐藤喜一
    • Journal Title

      日本テスト学会第2回大会発表論文抄録集

      Pages: 18-19

    • Related Report
      2004 Annual Research Report

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Published: 2004-04-01   Modified: 2016-04-21  

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