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社会教育事業のコミュニティ形成に対する効果に関する研究

Research Project

Project/Area Number 16653077
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Educaion
Research InstitutionNational Institute for Educational Policy Research

Principal Investigator

笹井 宏益  国立教育政策研究所, 生涯学習政策研究部, 総括研究官 (10271701)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 山田 兼尚  国立教育政策研究所, 生涯学習政策研究部, 部長 (40000070)
立田 慶裕  国立教育政策研究所, 生涯学習政策研究部, 総括研究官 (50135646)
岩崎 久美子  国立教育政策研究所, 生涯学習政策研究部, 総括研究官 (10259989)
澤野 由紀子  聖心女子大学, 文学部, 助教授 (40280515)
廣瀬 隆人  宇都宮大学, 生涯学習教育研究センター, 教授 (30323322)
今野 雅裕  政策研究大学院大学, 政策研究科, 教授 (50241922)
Project Period (FY) 2004 – 2006
Project Status Completed (Fiscal Year 2005)
Budget Amount *help
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Keywords評価 / ソーシャルキャピタル / コミュニティ / 社会教育 / 効果 / 信頼 / 規範 / コミュニケーション / 社会教育事業 / 信頼感 / 交流
Research Abstract

これまで、社会教育をはじめとする教育の効果は測定することが難しいものとされてきたが、このたび、市民活動分野で最近注目を浴びているソーシャルキャピタル論の成果を踏まえ、社会教育事業等の効果について客観的に測定する指標等を設定し、それらに基づいて実際にそれらの効果を測定してみることとした。
具体的には、北海道長沼町と横浜市の住民を対象に、社会教育事業などにより、次に掲げる項目(抜粋)が影響を受けたかどうかについて、質問紙調査を実施した。
・生きていく上で楽しみや充実感が増したか否か
・特定のテーマに関する専門的な知識が深まったか否か
・友人・知人ができたか否か
・人の意見を尊重にするようになったか否か
・地域の人と話したり連絡を取りあったりする機会が増えたか否か
・地域活動やボランティア活動に対する関心が高まったか否か
その結果、社会教育事業に参加したり社会参加活動を実践したりしている人は、それらを行っていない人よりも、特定のテーマに関する専門的な知識の深まりはもちろんのこと、生きていく上での充実感が増したり、地域への関心が高まったり、他の住民とのコミュニケーションの頻度が増えたりしていることが明らかになった。
従来、社会教育関係者も含めて、社会教育活動の意味づけを「教育」という狭い範囲に閉じ込めてきた傾向があったが、今回の調査研究で、社会教育の意義や役割を「コミュニティ形成への貢献」という視点も加味して捉え直すべきであることが科学的に証明されたことになり、インパクトのある研究成果を得ることができた。

Report

(2 results)
  • 2005 Annual Research Report
  • 2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2004-04-01   Modified: 2016-04-21  

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