Budget Amount *help |
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Research Abstract |
本研究では,水中平面衝撃波の培養細胞への影響を調べることを目的とし,分散内皮細胞と組織内皮細胞へ衝撃波を作用させた際の,形状変化,細胞面積履歴変化,細胞数履歴変化を検討した.その結果,以下の結果を得た. (1)分散内皮細胞 1.衝撃波作用回数を増加させるに伴い,影響は大きく現れた. 2.死滅率は衝撃波作用回数を多くするにつれ高くなり,継代数が少ない細胞のほうが死滅率は低い. 3.Real time PCR法によって,遺伝子レベルでの細胞増殖因子の発現の増加が確認された. (2)組織内皮細胞 1.衝撃波を作用させることによって,細胞半径は若干収縮する傾向があった. 2.コンフルエントに達した細胞に衝撃波を作用させた場合は,分裂速度が増加していることがわかった. 以上のように,分散内皮細胞に関しては,衝撃波によりある程度の刺激を細胞に与えることで,細胞を活性化できることが示唆された.この結果から,衝撃波による細胞の増殖制御の可能性を示した.今後の発展としては,組織内皮細胞へのレーザ誘起衝撃波作用実験と細胞内膜タンパクの光計測を検討している
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