Project/Area Number |
16656163
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Civil and environmental engineering
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
楠田 哲也 九州大学, 工学研究院, 教授 (50037967)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
久場 隆広 九州大学, 工学研究院, 助教授 (60284527)
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Project Period (FY) |
2004 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2004: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | ICタグ / 下水道管 / 製品管理 / 廃棄物管理 / マイクロセンサー / マイクロリアクター / 下水管 / マップ / 周波数 / 受信装置 |
Research Abstract |
下水管渠内にICタグを設置し、管渠の維持と下水処理の効率化を図りうるようにすると同時に、管渠の生産から廃棄にいたるまでの材料としてのライフサイクル管理を行うためにコンセプトを構築した。 管渠の生産から廃棄にいたるまでのライフサイクル管理には、Read OnlyとRead/Write型の400バイト近くのメモリーを有するチップを利用して、タグとすれば、記録用と管理用一時メモリーとして、現在の要求、つまり、生産管理、在庫管理、出荷時管理、施行管理、廃棄管理には十分応えられることを示した。 管渠の維持には、管渠の沈下状況、言い換えれば流況の確保のための監視と、管渠本体の維持とがある。流況監視用には、電磁流量型の簡易センサーを配備し、必要事項を計測記憶させ、その後、データを送信できるようにする。運用時には、人工衛星あるいは携帯電話を利用した伝送形式が簡便である。管渠本体の維持・長寿命化には、マイクロリアクターを多数施致し、外部からの電磁波を受信にそれを電源化してアルカリを生産し、管壁の高pHを維持することや別途与えられたブロードバンドの超音波を用いて伝播速度と減衰から状況を把握できるようにすることができる。なお、金属性マンホールからの送信を可能にする電磁波の拘束装置が必要となる。 今後、ユビキタス社会の到来にともない、電波の利用が広がり、より便利に、より安価に、インフラストラクチャーの利用と利用時の効率化が可能になっていくものと思われる。
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