Project/Area Number |
16659028
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Drug development chemistry
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Research Institution | Doshisha Women's College of Liberal Arts (2005) Kyoto University (2004) |
Principal Investigator |
杉浦 幸雄 同志社女子大学, 薬学部, 教授 (40025698)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
今西 未来 京都大学, 化学研究所, 助手 (80362391)
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Project Period (FY) |
2004 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
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Keywords | 亜鉛フィンガー / マルチフィンガー / DNA結合 / 塩基配列特異性 / リンカー配列 / 遺伝子機能 / タンパク質設計 / モチーフ / 長鎖認識 |
Research Abstract |
亜鉛フィンガータンパク質によるDNA塩基認識の特徴は、1)亜鉛フィンガー当り3塩基の認識、2)非対称なDNA塩基配列の認識、そして3)直列につながったDNA塩基配列の認識である。この特徴は新しい亜鉛フィンガー、特にマルチ亜鉛フィンガーの分子設計に極めて魅力的なフレームワークを与えている。 転写因子Sp1由来の3つの亜鉛フィンガーモチーフを1ユニットとして、5ユニットを良く保存されたリンカーアミノ酸(TGEKP)によって連結させ、15個の亜鉛フィンガーが直列に並んだ新規亜鉛フィンガータンパク質を遺伝子工学的に作製した。本新規マルチフィンガータンパク質のDNAに対する特異的ゲルシフト法やフットプリント法によって検討した結果、GCボックスDNAへは7.0nMの高い結合親和性を示し、また約50塩基対に及ぶ広いフットプリントを与えた。これは15個の亜鉛フィンガーがすべてDNAとのコンタクトに関与していることを示唆している。生体内には多数のマルチ亜鉛フィンガータンパク質が存在し、実際、本研究成果が公表された後、植物界から類似の15個の亜鉛フィンガーをもつタンパク質が単離・同定された。この15-亜鉛フィンガータンパク質は人工的に創製された亜鉛フィンガータンパク質の中で最高最長のものである。マルチ亜鉛フィンガータンパク質は長鎖DNAの認識に最適であり、今後、重要な転写反応における人工リプレッサーとしての利用が期待できる。
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)