ヒト生体内での消化吸収動態による食物繊維の正確な定義
Project/Area Number |
16659179
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Gastroenterology
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Research Institution | Hirosaki University |
Principal Investigator |
福田 眞作 弘前大学, 医学部, 助教授 (60261450)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中路 重之 弘前大学, 医学部, 教授 (10192220)
坂本 十一 弘前大学, 医学部, 講師 (20292146)
下山 克 弘前大学, 医学部附属病院, 講師 (50312492)
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Project Period (FY) |
2004 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 2006: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | 食物繊維 / ラフィノース / 通過時間 / 腸内細菌 / セルロース / ペクチン |
Research Abstract |
平成18年度は、食品添加物や健康食品として使用されている難消化性オリゴ糖(ラフィノース)について,その正確な大腸到達率と通過時間について検討した。また,これまで同手法を用いて検討した難消化性澱粉,セルロース,ペクチンの結果と合わせて,食物繊維の小腸内動態に関して考察した(投稿中)。 1,通過マーカーとして試験食と同時に摂取させたPEG 5g(消化管で消化・吸収を受けないとされる)の平均回収率は100.3±3.6%であった。このPEG回収量で補正したラフィノースの平均回収率は97.1±5.9%であり,経口摂取されたラフィノースは胃や小腸で消化・吸収されることなく,確実に大腸に到達することを証明した(これまで測定した代表的な食物繊維では、難消化性澱粉:38.6±9.8%、ペクチン:88.4±10.5%、セルロース:98.4±16.5%)。 2,ラフィノースの口-回腸末端部通過時間について80%平均到達時間を測定したところ、4.9±1.8時間であった。他の食物繊維でのそれぞれの80%平均到達時間は,難消化性澱粉:6.9±1.8時間、ペクチン:6.5±1.0時間、セルロース:8.7±1.3時間であり,食物繊維の種類によって小腸内通過様態も異なることがわかった。 以上の研究成果について,第37回日本消化吸収学会のポスターセッションおよび14^<th> UEGW(ベルリン)で発表した。
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Report
(3 results)
Research Products
(3 results)