アルコールによる膵障害発生の宿主側要因CEL多型と発生機序
Project/Area Number |
16659191
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Gastroenterology
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Research Institution | Tokyo Metropolitan Institute of Gerontology |
Principal Investigator |
宮坂 京子 (財)東京都高齢者研究・福祉振興財団, 東京都老人総合研究所, 研究部長 (90166140)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
太田 稔 (財)東京都高齢者研究・福祉振興財団, 東京都老人総合研究所, 助手 (70133634)
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Project Period (FY) |
2004 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2004: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | アルコール / 膵臓 / CEL / 遺伝子 / DNA / 膵炎 / 遺伝子多型 |
Research Abstract |
CEL多型解析方法をJ Hum Genet (2002)に準じて(GenBank AF072711.1)セットアップした。PCR混合物は、トータル20μlでDNA20ng、67mM Tris-HCI (pH8.8)、16.6mM (NH_4)_2SO_4、5mMのMgCl_2、6.7μM EDTA、10mMα-メルカプトエタノール、1.5mMデオキシリボヌクレオシド三リン酸、2μlのジメチルスルホキシド、10pmolプライマーセット(forward : 5'-ACCAGGAGGCCACCCCTG-3' and reverse : 5'-TCCTGCAGCTTAGCCTTGGG-3')、そして、1unitのEx-Taq DNAポリメラーゼを含んでいる。PCRのサイクル条件は、94℃15分、続いて、94℃30秒、66℃30秒、72℃1分間を35サイクル行い、最後に72℃4分間をGene Amp PCR 9700 System用いて行った。PCR生成物は、12.5%のポリアクリルアミドゲルを用いて電気泳動して分離した。PCR産物がCEL geneであることを確認するため、クローニングし、確認した。結果は、CEL多型をNN(野生型)、NL,NS, SS,LL,SLの6種に分類できた。A.健常人、B.アルコール依存症とは診断をうけていないが、アルコールに起因する慢性膵炎と診断されている症例、C.アルコール依存症で膵障害を伴う症例、D.アルコール依存症で膵障害を伴わない症例、E.アルコールに起因しないと判断された慢性膵炎(家族性、胆石膵炎も含む)、F.膵障害を伴わない高脂血症6群で末梢血白血球よりDNAを抽出し、解析した。アルコール性慢性膵炎では、Lを持つ個体が他のすべてよりも高頻度にみとめられ、アルコールによる膵障害にCELの機能が関与する可能性を示す結果となった。
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Report
(2 results)
Research Products
(20 results)