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肥満細胞が形質細胞様樹状細胞の分化・機能に与える影響についての検証

Research Project

Project/Area Number 16659291
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Dermatology
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

神戸 直智  京都大学, 医学研究科, 助手 (50335254)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 松村 由美  京都大学, 医学研究科, 助手 (10362493)
Project Period (FY) 2004
Project Status Completed (Fiscal Year 2004)
Budget Amount *help
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 2004: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Keywords肥満細胞 / 形質細胞様樹状細胞 / 肥満細胞欠損マウス
Research Abstract

形質細胞様樹状細胞(plasmacytoido dendtritic cell, pDC)は,形質細胞様の外観を呈する樹状細胞前駆細胞で,ヒトにおいてはIL-3受容体(CD123)を,マウスでは従来B細胞のマーカーとして頻用されてきたB220(CD45R)を発現するなどユニークな表現系を呈し,機能面ではウイルス感染などに際してIFNを効率よく産生し,刺激を受けていない状況ではトレランスの誘導に関与するなど,新たな免疫調節担当細胞として脚光をあびている。
本研究では,即時型アレルギー反応の主要なエフェクター細胞としての機能に加え,近年自然免疫に果たす役割が注目されている肥満細胞(mast cell)の産生するIL-3が,生体内においてpDCの分化を調整しているかを検証するため,肥満細胞を欠損するWBB6F1-W/Wvマウスと野生型マウスにおけるpDCの表現系をもった細胞の数を比較したが,現時点では明らかな差異は確認されなかった。これに関しては,抗原刺激など肥満細胞が活性化される状況での差異の検証を引き続き行っている。
また今後の研究の発展を期待して,マウス皮膚においてpDCの形質を有する細胞が存在するかを検討したが,B細胞とは異なるB220陽性細胞が存在することを確認したものの,細胞抽出に伴う手技的なばらつきが解消できず難渋している。磁気ビーズによる細胞の純化などを検討している。
最後に,我々はこれまで臍帯血中に含まれる造血幹細胞から分化誘導したヒト肥満細胞を培養し研究してきたことから,このヒト培養肥満細胞の活性化がヒトpDCの分化に与える影響についての検証にも着手した。

Report

(1 results)
  • 2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2004-04-01   Modified: 2016-04-21  

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