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フィリピン・ベンゲット村の全村健康管理活動における国際協力実践の試み

Research Project

Project/Area Number 16659625
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Community health/Gerontological nurisng
Research InstitutionShinshu University

Principal Investigator

中田 りつ子  信州大学, 医学部, 教授 (80274942)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 柳澤 節子 (柳沢 節子)  信州大学, 医学部, 助教授 (90200534)
小林 千世  信州大学, 医学部, 助手 (30262736)
湯本 敦子  信州大学, 医学部, 助教授 (10252115)
鈴木 治郎  信州大学, 医学部, 教授 (90226522)
Project Period (FY) 2004 – 2006
Project Status Completed (Fiscal Year 2006)
Budget Amount *help
¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
Fiscal Year 2006: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2005: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Keywords国際協力 / 全村の健康管理活動 / 集団健診 / フィリピン / 全村の集団健康診断 / 保健補導員の役割 / 看護職による保健指導 / 巡回診療 / 栄養改善 / 有機農業
Research Abstract

平成18年10月13日から22日まで、第5回集団健診に参加観察ならびに健診受診者284名の過去5年間の健診記録を中心に健診簿からのデータ収集、また、20名のバランガイヘルスワーカーからの聞き取り調査を実施した。
その結果、検査データからは過去5年間の健診の成果に関する優位な結論は導き出すことができなかった。バランガイヘルスワーカーからの聞き取り調査において、小学校卒業もしくは卒業レベルという彼らの教育背景が明らかになった。また、各バランガイの健康活動は医師を中心に行われており、バランガイヘルスワーカーの働きによって受診率が変化するという仮説も実証することができなかった。
上記の結果を踏まえ、平成19年2月23日から3月4日まで、健診をまったく受けなかった人並びに健診を1回もしくは2回受診しただけで、中断してしまった人々の理由を知る必要性があるという結論に至り、聞き取り調査を実施した。農協の会議室を借り、調査への参加を呼びかけ63名の参加を得た。そして調査最終日に5つのバランガイに上記条件を満たす人を対象に家庭訪問を実施し36名から回答を得た。
その結果、1回1人50ペソという健診料が、家族員が多ければ負担が大きいこと、また、1回もしくは2回健診に参加し、異常なしという結果が告げられると健康だからもう受診の必要性はないと判断し中断されていることが分かった。また、クリスチャンサイエンスという宗教的理由で受診しない。健診日と日雇いなどの仕事の日程が重なると仕事が優先されることがわかった。
今後の健診活動にいかにこの結論を生かすか現在分析中である。

Report

(3 results)
  • 2006 Annual Research Report
  • 2005 Annual Research Report
  • 2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2004-04-01   Modified: 2018-02-02  

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