マークアップ言語を基点としたデータ交換指向システム開発手法に関する研究
Project/Area Number |
16700035
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Software
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Research Institution | Wakayama University |
Principal Investigator |
満田 成紀 和歌山大学, システム工学部, 助教授 (10283954)
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Project Period (FY) |
2004 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
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Keywords | マークアップ言語 / 文書スキーマ / アプリケーションフレームワーク / データ交換 / Webサービス / 形式的手法 / 携帯端末 |
Research Abstract |
モジュール組み合わせ手法の考案 スキーマ体系に基いた汎用的なデータ交換モジュールを組み合わせる手法を考案した.各々のデータ交換モジュールにはベースとなるスキーマが存在するため,まずはシステム間で送受されるデータのスキーマをこれらのベーススキーマ群と,ベーススキーマ同士を関係づける組み合わせスキーマとに分割する.ベーススキーマには対応するデータ交換モジュールを割り当る.組み合わせスキーマに対しては,データ交換モジュールの入出力部の結合を目的としたコントローラモジュールを用意し,スキーマにしたがってデータ交換モジュールの連結を行う.この手法によって,統合的に情報交換システムを構築することが可能になると考えた. Webシステムを利用した実装 研究成果をWebシステム上で実装し,実証実験を行った.データ交換モジュールおよびコントローラモジュールは主としてPHPモジュールとして実装した.実装にあたっては既存のコンテンツ管理システムのモジュール構成を参照し,各モジュールの管理メカニズムは,既存のものを流用した.PHPという汎用性の高い実装技術を利用したことで,サーバOSやクライアントブラウザに依存しない実装が可能となった. 研究成果の公表 研究成果を利用して作成されたWebサービス向けのデータ交換用モジュールについて,電子情報通信学会ソフトウェアサイエンス研究会において発表した.特にモジュールの機能をWebサービス開発環境の中に取り込む手法について議論を行った.また,セマンティックWebなどの新しい実装技術との関係についても議論した.
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)