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ピアツーピア型情報検策システムの開発とその教育環境における利用評価

Research Project

Project/Area Number 16700083
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Computer system/Network
Research InstitutionIshikawa National College of Technology

Principal Investigator

長岡 健一  石川工業高等専門学校, 電子情報工学科, 講師 (60249779)

Project Period (FY) 2004 – 2005
Project Status Completed (Fiscal Year 2005)
Budget Amount *help
¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2005: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2004: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Keywordsピアツーピアネットワーク / 情報検索
Research Abstract

ピアツーピア(以下P2P)ネットワークを利用した情報検索システムの開発を行った,具体的には,既存のインターネットブラウザのプロキシ機能を介してインターネットキャッシュファイルをピア間で共有するP2Pキャッシュファイル共有システムであり,主に以下のような部分から構成されるものである.
1.情報検索クライアント用エージェント
ウェブブラウザのプロキシ機能を用いてページの参照を行えるソフトウエアである.このエージェントは,ユーザが要求するページについて,後述する「P2P検索サーバ」から得られたキャッシュファイル情報に基づき,ローカルホストおよび他のエージェント(ピア)が持つキャッシュファイルを取得するものである.本補助金で準備した開発環境上にてC#言語を用いて開発を行い,WWW,ローカル,P2Pによるキャッシュ共有機能の動作を確認した.
2.P2P検索サーバ
P2Pシステムにおいてピアがどのようなキャッシュファイルを保持するかを管理する検索サーバシステムである.補助金で購入したサーバ環境上にSQL Server2000を用いてキャッシュファイルデータベースの構築を行った.上記1の「情報検索クライアント用エージェント」との通信により,その動作を確認した.
開発したシステムを用い,研究代表者が所属する機関の同じカテゴリに興味を持つ小グループにてインターネットキャッシュファイルの共有を行い,効率よく(キャッシュ共有率10%程度)目的のページを取得できることを確認した.ただし,インターネットブラウザと本システムとの互換性の問題から,画像が多く含まれるページでは完全にそれを表示できない不具合が生じた.テキストベースでは問題はないが,今後これらの改善を行わなければならない.また,ピア数も2-3と小規模であったが,今後さらにこの数を増やし,より効果が上がるかどうかを検討することも課題となる.

Report

(2 results)
  • 2005 Annual Research Report
  • 2004 Annual Research Report
  • Research Products

    (2 results)

All 2006 2005

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] P2Pネットワークを用いたWebコンテンツ到達生の検証2006

    • Author(s)
      長岡健一, 酒井大輔
    • Journal Title

      電子情報通信学会2006年総合大会講演論文集

      Pages: 229-229

    • Related Report
      2005 Annual Research Report
  • [Journal Article] ピアツーピアネットワークによるインターネットキャッシュファイル共有システムの開発2005

    • Author(s)
      酒井大輔, 長岡健一
    • Journal Title

      電気関係学会平成17年度北陸支部連合大会論文集

    • Related Report
      2005 Annual Research Report

URL: 

Published: 2004-04-01   Modified: 2016-04-21  

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