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映像生成におけるフラクタル変形法の利用に関する研究

Research Project

Project/Area Number 16700086
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Media informatics/Database
Research InstitutionIwate University

Principal Investigator

藤本 忠博  岩手大学, 工学部, 助教授 (00312512)

Project Period (FY) 2004 – 2005
Project Status Completed (Fiscal Year 2005)
Budget Amount *help
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2005: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2004: ¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
Keywordsコンピュータグラフィクス,CG / フラクタル / 反復関数系,IFS / 反復交差変換,IST / 変形 / 変位ベクトル / リアルタイム / インタラクティブ
Research Abstract

本研究では,樹木,雲,炎などの自然界に多く見られるフラクタル形状を変形するフラクタル変形法を提案し,CGによる映像生成に応用するための手法を検討する.本年度は,前年度に引き続き,以下の項目を実施した.
(1)既提案のフラクタル変形法の改良(1-2)処理の高速化
(2)フラクタルCGプリミティブの構築
(3)フラクタル実写プリミティブの構築
(4)フラクタルCG/実写プリミティブのデータベース化
(1)の(1-2)については,まず,グラフィックスライブラリOpenGLのテクスチャ機能を利用したIFSアトラクタの高速描画法について検討し,実装と実験を行った.また,PCクラスタ上での並列化手法を検討した.さらに,研究実施中に確認された変形操作の不具合のため,(1)の追加課題として,変形操作の理論上の改善,ならびに,数値計算の高精度化のための実装方法の変更を行った.これにより,様々なケースに対する良好な変形の実現が確認できた.
(2)については,フラクタルCGプリミティブとするCGモデルに対して,IFSモデルへの遺伝的アルゴリズムの適用によるフラクタル構造の自動決定法について,精度と計算速度の両面から既提案手法の拡張法の検討を行い,今後の実装・実験に対する有用な知見を得た.
(3)については,まず,ビデオ映像の連続フレームから移動物体を抽出する方法を検討し,実装と実験を行った.そして,複雑な境界を持つフラクタル形状の抽出を目的としたαマッティングによる物体抽出法について,検討ならびに実装・実験を行った.本年度中のフラクタル実写プリミティブ構築法の開発までには至らなかったが,今後の開発に対する十分な知見が得られた.
(4)については,データ化ならびに映像生成時の利用を効率化するための表現形式やデータ管理方法などについて検討を行い,今後の実装・実験に対する有用な知見を得た.

Report

(2 results)
  • 2005 Annual Research Report
  • 2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2004-04-01   Modified: 2016-04-21  

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