周囲の環境に適応するグループウェアツールに関する研究
Project/Area Number |
16700109
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Media informatics/Database
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
乃村 能成 岡山大学, 大学院自然科学研究科, 講師 (70274496)
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Project Period (FY) |
2004 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 2006: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 2005: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2004: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
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Keywords | グループウェア / Web / 電子メール / 予定情報 / 情報共有 |
Research Abstract |
(1)個人用プロキシによる個人情報と共有情報の融合の検討 個人用のWebプロキシを個人用計算機の管理に応用する手法について考案し、試作した。 オフィスのLAN環境において、接続計算機の利用責任者、所在、使用IPアドレス、MACアドレス、導入済ソフトウェアなどを厳格に管理することが求められている。情報漏曳防止、著作権保護が叫ばれる中、外部に対する説明責任という観点から、小規模なオフィスや教育機関も例外ではない。 しかしながら、これらの台帳管理は非常にユーザや管理者にとって大きな負担を強いる。そこで、インストール済ソフトウェアのライセンスに関する報告や、IPアドレスの割り振りについてユーザと管理者の双方についての負担を明らかにし、それらを軽減する手法について提案した。 具体的には、利用者に3つのクラスを設け、利用者自身がWebプロキシを利用することで、管理台帳を簡単に更新できるように誘導する。 (2)利用者の特徴を考慮したメール分類機構の組み合わせ法 迷惑メールと正当メールの分離を行う際にユーザの特徴を考慮した分類が必要である。しかしながら、システムにユーザの特徴を設定するためのユーザの手間と時間が問題となる。この工数を軽減するために、既存のメール分類機構を融合して、1つのメール分類機構を構成する方法を提案・実装し評価した。 この手法を用いることで、特殊なメールツールを使用することなしに、ユーザの初期設定を軽減したままメールの高度な分類を行うことができることを明らかにした。
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Report
(3 results)
Research Products
(5 results)