マルチエージェントシステムの適用によるデマンドバスの採算性の評価
Project/Area Number |
16700152
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Intelligent informatics
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Research Institution | Aichi University |
Principal Investigator |
岩田 員典 愛知大学, 経営学部, 助教授 (80367606)
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Project Period (FY) |
2004 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | エージェント / 人工知能 / ネットワーク分析 / シミュレーション工学 / 高度道路交通システム / マルチエージェントシステム / デマンドバス |
Research Abstract |
デマンドバスと固定路線バスの強調による採算性の評価を行うため,異なるアルゴリズムを持つ複数のエージェントが動作する環境において各エージェントが果たした役割を分析するための研究を行った.具体的には以下のような項目を分析した.分析に当たり統計的な手法を用いることで,有意差がある項目だけに着目することができた. 1.エージェントの組み合わせを変えた時の総合的な結果 2.組み合わせを変更することで,各エージェントが総合的な結果に対して果たした役割 また,デマンドバスが適した地域であるかを判断するためには,道路の構造分析が必要である.そのため,道路をネットワークと見なすことで,以下のような観点から道路構造の分析をおこなった. 1.道路ネットワークの最大フロー 2.道路ネットワークの連結度 これらの結果を,統計的な手法(主成分分析・因子分析)を用いて,道路ネットワークの特徴づけを行った.これにより,地方の道路ネットワークが持つ特徴,都市部の道路ネットワークが持つ特徴・それらの中間的な地域の道路ネットワークが持つ特徴を導き出すことができた. さらには,シミュレーションシステムの見直しと再構築にも取り組んだ.
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Report
(3 results)
Research Products
(7 results)