遺伝的アルゴリズムを用いた配置決定とその応用に関する研究
Project/Area Number |
16700201
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Sensitivity informatics/Soft computing
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Research Institution | Utsunomiya University |
Principal Investigator |
外山 史 宇都宮大学, 工学部, 助手 (60323317)
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Project Period (FY) |
2004 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2005: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 遺伝的アルゴリズム / 最適配置 / パズル組み立て / SBH / イメージモザイキング |
Research Abstract |
本研究の目的は、遺伝的アルゴリズム(GA)を用いた最適配置決定手法についての検討である。GAを用いた最適配置決定手法は様々な手法が提案されているが、提案手法では、交叉や突然変異によって致死遺伝子を発生することがなく、効率よく最適解を探索できるようなGA空間の構成方法等について検討を行い、新しいGAを用いた最適配置決定手法を確立することである。 本年度は、以下の最適配置決定問題について検討を行った。 1.方形ピースジグソーパズル問題 2.ネットワークノード配置問題 3.SBH(Sequencing By Hybridization)によるDNA配列決定問題 1.および2.は、N×Mの最適配置を決定する問題であり、このような最適配置決定問題において、交叉や突然変異によって致死遺伝子を発生することがなく、効率よく最適解を探索するようなGAの提案を行った。また、他手法と比較することにより、提案手法の有効性を示すことができた。 3.は、DNAチップより得られた部分塩基配列から、できるだけ多くの塩基部分が一致するように、部分配列の並びを計算する問題であり、各部分配列の最適な配置を決定する問題と置くことができる。このような最適配置決定問題においても、交叉によって致死遺伝子が発生することなく、効率よく探索できるようなGAを用いた新しい手法を提案し、実際のDNA配列を用いてシミュレーションを行った結果、従来提案されている手法よりも、よい結果を得ることができた。 これらの成果は、学会発表および論文誌にて公表した。
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)