パーソナルメディアの利用と親密性の変容に関する国際比較研究
Project/Area Number |
16700233
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
情報図書館学・人文社会情報学
|
Research Institution | Hirosaki University |
Principal Investigator |
羽渕 一代 弘前大学, 人文学部, 助教授 (70333474)
|
Project Period (FY) |
2004 – 2006
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
|
Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2006: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2005: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
|
Keywords | 東アジア / パーソナルメディア / 消費文化 / メディア文化 / メディアイメージ / 政治意識 / 都市 / 東アジアの若者 / 集合行動 / 携帯電話 / インターネット / 若者文化 |
Research Abstract |
本年度の調査研究では、以下のことをおこなった。 (1)これまで収集したデータを分析、その結果について学会発表 世界社会学会(2006年7月、於;南アフリカ共和国)においてNew media and peer relations among Japanese youthを発表した。携帯電話の利用と日本、東アジアの若者の文化について紹介した。 (2)香港における調査可能性について意見交換 香港文化大学の若者研究者らと香港と日本の若者文化についての比較調査の可能性について、意見交換をおこなった。 (3)ケニアの若者のメディア利用に関するヒアリング調査 2006年9月から10月まで、ケニア北部の半砂漠地帯、トゥルカナにおいて携帯電話利用と人びとの生活に関する参与観察をおこなった。この社会は、牧畜社会であり、主に、ヤギ、羊、ラクダを飼うことを生業としている。この地域に住む牧畜民は、電気、ガス、水道などを利用せず、無文字文化である。この社会に初めて流入しているメディアが携帯電話である。ここで、前近代的社会関係のなかで、電子メディアがどのように利用され、その社会関係にどのような影響を与えていくのかという重大なメディア論的問題を発見した。
|
Report
(3 results)
Research Products
(1 results)