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熟年期における住居管理のあり方に関する研究

Research Project

Project/Area Number 16700501
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field General human life sciences
Research InstitutionNara Women's University

Principal Investigator

藤平 眞紀子  奈良女子大学, 生活環境学部, 講師 (90346304)

Project Period (FY) 2004 – 2005
Project Status Completed (Fiscal Year 2005)
Budget Amount *help
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2005: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2004: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords住居管理 / 熟年期 / 住宅改修 / 住まいの手入れ / 住み替え / 賃貸化 / 高齢期
Research Abstract

〔目的・方法〕熟年期における居住者による住居管理の現状を把握し、居住者の住居管理意識と実態のかかわりについて検討するため、熟年世代を対象としたアンケート調査を実施した。また、住宅の住み替え、特に熟年および高齢世代の住み替えの現状を把握し、住み替え支援のあり方を検討するために、住み替え支援センターに登録している会社を対象として、アンケート調査を行った。
〔平成17年度成果〕熟年世代を対象としたアンケート調査より、回答者の平均年齢は58歳であり、子どもが巣立った夫婦世帯が全体の4割を占めていた。現在の住宅に愛着をもっている居住者は多く、日頃の掃除や不良箇所の点検・補修等をこまめに行っている。また、屋根や外壁の定期的補修を行っている住宅も多い。維持管理や修繕等による住宅の耐久性向上は認識されており、適切な管理や修繕を行うことにより、住宅は10〜20年長持ちするととらえられている。一方、住宅の適切な管理が住宅の資産価値をあげるという意識は低く、自分たちが永住するうえで維持管理の重要性を認識しているものの、管理の行き届いた住宅を残すという意識は低く、回答者の約半数は生活スタイルや家族構成の変化に合わせて建て替えていくのがよいと考えている。適切な管理を行うためには、管理に関する情報・相談先、専門家の紹介が必要であり、近年の高齢者をねらった悪質リフォーム等への対策が求められているといえる。また、住み替え支援センターに登録している会社を対象としたアンケート調査より、現在のところ熟年世代や高齢者の住み替え事例はあまり多くみられないが、高齢者の支援、良好な地域環境の整備のために、住み替え支援は重要であるととらえられている。経済的な面での支援や相談体制づくり、情報の提供に関して、公的な支援や公と民の協力体制が特に必要であると考えられていることが明らかとなった。

Report

(2 results)
  • 2005 Annual Research Report
  • 2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2004-04-01   Modified: 2016-04-21  

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