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保育所における防犯・防災性能の向上に関する研究

Research Project

Project/Area Number 16710103
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Social systems engineering/Safety system
Research InstitutionHokkaido University

Principal Investigator

高井 伸雄  北海道大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (10281792)

Project Period (FY) 2004 – 2005
Project Status Completed (Fiscal Year 2005)
Budget Amount *help
¥3,700,000 (Direct Cost: ¥3,700,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 2004: ¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Keywords保育所 / 防災 / 防犯 / 事故 / データベース
Research Abstract

本研究は保育所の防災・防犯における問題点を整理し,解決策を探るものである.防災に関しては,日常災害,地震災害と火災を主に扱い防犯に関しては部外者侵入の抑制に関して検討を加えた.16年度から引き続き,保育所における災害・犯罪に関して,医療現場や建設現場で良く用いられる事故には至らない「ひやり・はっと」事象の収集を行った.父兄からは,直接入力ではなく,紙ベースでのアンケート形式によりヒヤリハットデータの回収協力を得られた.その中でも,事故に至らずとも,非常に危険な事例が多く見られた.今年度はさらに,実際に事故に至った事例も収集した.防災・防犯対策に固執することで,ソフト・ハードの両面が無機的なものとならないよう,園児の知育発達の側面から保育所施設・運営計画を研究した事例等を参考にするべきであるが,昨年度,新築保育所の計画・設計に立ち会う機会を設け,内容を保育士・父兄と議論する機会を得ることができた.その新築保育園の完成に伴い,新築保育園における,育児環境,児童行動状況の把握を行うことを試みた.新築保育園における調査は主に,保育士からのアンケート・ヒアリングにより,事故事例・ひやりはっと事例の収集を行った.それにより,高学年児童と低学年児童のゾーニングが反映された平面計画は非常に保育環境としては優れているものの,全体の集中管理に関しては若干の課題を残していることが判明した.このことは,他の事例からも,ハード的は解決が得られていくものであると考えられる.
収集事例の保育士へのフィードバックを行った結果,事故事例の収集においては,幸い大事には至らなかったものの,子供特有の行動パターンから,ハード的解決をもっても限界が存在する事例に関し,ソフト的(教育的)な解決を得なければ,将来的にも起こりうるであろうとの,保育士からのコメントを得ることが出来た.

Report

(2 results)
  • 2005 Annual Research Report
  • 2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2004-04-01   Modified: 2016-04-21  

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