注視解析に基づく説得型表示からの情報獲得プロセスの分析方法論と広告評価への拡張
Project/Area Number |
16710107
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Social systems engineering/Safety system
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
青木 洋貴 東工大, 社会理工学研究科, 助手 (00322090)
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Project Period (FY) |
2004 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥3,700,000 (Direct Cost: ¥3,700,000)
Fiscal Year 2006: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
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Keywords | 説得プロセス / 眼球運動 / 情報獲得 / 注視点解析 / 説得型表示 / 情報獲得プロセス / 広告 |
Research Abstract |
本年度は,特に説得型表示からの情報獲得プロセスの評価に着目し,これを実施するために,以下に挙げる項目を行った. 1)意図形成過程における眼球運動特性の整理:今まで行ってきた人間の視覚特性解明のための実験結果,ならびに既存の研究成果・知見を総合し,情報獲得プロセス分析に資する形で整理・体系化した. (2)意図形成プロセスモデルとのマッチング:提示された説得型表示に対し,人間が「目標」から「意図」を形成する過程の中で,どのような情報が必要となるのか,といった観点が明らかになるような,一連のプロセスを精緻に記述したモデルと,(1)で行った眼球運動特性の間で対応をとり,眼球運動特性に基づく情報獲得プロセスの評価指標の整理を行った. (3)情報獲得プロセス評価指標の評価:(2)の結果に基づき,評価指標の妥当性を検証するために実験を行った.この実験では学生の被験者100名が参加し,印刷広告に対する閲読を実施し,その時に眼球運動を測定した.ここで用いた印刷広告は,説得に対して大きな影響を与えると考えられる重要なデザイン要因をコントロールしている.現在,これらの要因と閲読における眼球運動間の対応を調査しているところである.
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)