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高度経済成長期・都市計画の象徴である「西新宿」の多岐にわたる問題への対応策提示

Research Project

Project/Area Number 16710178
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Area studies
Research InstitutionKogakuin University

Principal Investigator

窪田 亜矢  工学院大学, 工学部, 助教授 (30323520)

Project Period (FY) 2004 – 2006
Project Status Completed (Fiscal Year 2006)
Budget Amount *help
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2005: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2004: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Keywords新宿区 / 景観 / 東京都 / 景観計画 / 超高層ビル / 路上生活者 / 自立支援施設 / ホームレス
Research Abstract

本研究では、西新宿を高度経済成長期・都市計画の象徴として捉えている。
初年度は、寄せ場とは異なる路上生活者が集中する場所としての側面に着目し、その支援施策の状況を明らかにした。
次年度は、新宿駅周辺地区の詳細な景観調査を行った。分析されたことは、西口と東口の景観上の大きな差異はそれまでの都市計画による違いが天きいこと、西目ではヒューマンスケールでの景観的な配慮がなく、東口ではコマ劇場やMOA街などの景観整備事業が過去にあったにもかかわらず、その設計思想が活かされていないこと、さらに周辺には住宅地が存在しているが土地利用上も建築物の密度や集積状況からも、すなわち総合的に景観上の特徴に欠けていること、いくつかの再開発事業が進行中であるが必ずしも住民の合意がきちんとどれていないケースもあり曖昧な状況にあること、また大規模再開発事業め直近では適切な投資が行われないたあに市街地め質が落ちていること、などが指摘できる。
総じて、景観の魅力は非常に乏しい。
今年度は、景観調査を続行し、市民(区民)にわかりやすいかたちでそれを示すための作業と、現在の景観が形成されてきた歴史的背景を明らかにした。近世江戸において、玉川上水や神田上水、街道、大名庭園、近郊農村、街道の宿場町として始まった新宿駅周辺地区であるが、近代に入り、一大ターミナルとしての駅、駅前広場事業、幹線道路整備、淀橋浄水場などの都市インフラストラクチャーの整備が進んだ.そうした基盤を踏まえて、東口では戦後のヤミ市、昭和のアンダーグラウンド文化の隆盛、歌舞伎町開発、一方の西口では特定街区をつかった都市開発(世界で1920年代に理想とされだタワー・イン・スペース型)、さらにそうした開発に「取り残された」地区が混成している。
今後は、駅周辺地区の回遊性や新たな文化創出を目的として細やかな対応が必要だ。

Report

(3 results)
  • 2006 Annual Research Report
  • 2005 Annual Research Report
  • 2004 Annual Research Report
  • Research Products

    (2 results)

All 2004

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] 東京都区内の路上生活者支援施策2004

    • Author(s)
      窪田亜矢
    • Journal Title

      日本建築学会学術講演梗概集 F-1

      Pages: 321-322

    • Related Report
      2004 Annual Research Report
  • [Journal Article] 東京都区内における路上生活者支援施策の現状と課題2004

    • Author(s)
      窪田亜矢
    • Journal Title

      日本都市計画学会論文集 39・3

      Pages: 607-612

    • NAID

      10014122152

    • Related Report
      2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2004-04-01   Modified: 2016-04-21  

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