Project/Area Number |
16720140
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Foreign language education
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Research Institution | Ibaraki National College of Technology |
Principal Investigator |
奥山 慶洋 茨城工業高等専門学校, 人文科学科, 講師 (90369934)
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Project Period (FY) |
2004 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2005: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2004: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
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Keywords | 語彙習得 / 語彙サイズ測定テスト / Webページ作成用ソフト / CALL(Computer Assisted Language Learning) |
Research Abstract |
本研究は、2年間の継続研究であるが、今年度は、主に、語彙サイズ測定テストをWeb受験するための問題の作成方法とその発信方法について検討した。近年いくつかのWebサイトで同様のテストが公開されているが、技術的に凝っていたり専門知識を持ったものの協力なしでは作れないようなものが多い。しかし、日々の授業準備に追われてなかなか教材準備の時間が取りにくい教員とってコンピュータは面倒なものという意識があり、より簡単にしかも本格的なWebテストが作成できないかということを考えていたが、そこで考えたのがWebページ作成ソフトの利用である。Webページ作成ソフトの特徴の一つは、ワープロソフトを使う感覚でWebページが作成できる操作の簡単さである。特に今回分析用に取り上げたIBMホームページビルダーV9には、教材作成用のサンプルファイルが用意されておりcgiプログラムに関する知識がなくても簡単にアンケートやテストが作成できるようになっている。このようなソフトを活用することが、教育・研究に非常に有益であることが分かった。特に、英語をはじめとする文系教員にとって、パソコンを活用した教育活動はなかなか困難であり、あまり使いたがらないというのが現状である。しかし、Webページ作成ソフトのように比較的容易に教材が作成できるソフトを活用し、授業等に利用していくのは教員ばかりでなく学習者にとっても有益であると思われる。今回は、語彙サイズテストの発信という点からの検討であり、今後も発信したテストから得られたデータを分析しそのデータを英語教育にどのように活かしていくかを考えていくが、それとともにこのようなソフトをより効果的に活用していく方法(学習者に利用しやすい環境を提供するためのインターフェイスデザイン方法等)も継続して検討していきたいと考えている。
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