新聞の中のアメリカ植民地〜17世紀後半イギリスの情報伝達に関する研究
Project/Area Number |
16720171
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
History of Europe and America
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Research Institution | Hokkaido University of Education |
Principal Investigator |
石井 健 北海道教育大学, 教育学部, 助教授 (30303043)
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Project Period (FY) |
2004 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥3,800,000 (Direct Cost: ¥3,800,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | イギリス:アメリカ / 近世史 / 社会史 / 新聞 / 情報 / 17世紀 |
Research Abstract |
本年度は、以下のような調査・研究を行なった。 (1)前年度に引き続き史料の収集調査をおこなった。具体的には、ピューリタン革命中に発行された新聞のうち、前年度までに収集できなかった1640年代初頭の新聞を調査した。その結果、これまで2年間の調査を合わせて、1641年から1695年までにイギリスで発行された新聞のうち、1659〜1660年と1688〜89年の時期を除いては、ほぼすべてを調査することができた。1659〜1660年と1688〜89年は複数の新聞が発行された時期であるが、調査に充てられる時間の制約のため、それらを網羅的に調査することはできなかった。ただし、その間の主要新聞については調査を終えており、当該時期の全体傾向を知る上では問題はないと判断した。 (2)収集調査した史料の分析をおこない、研究を総括した。具体的には、各紙に登場するアメリカ植民地関連記事の掲載頻度、分量、内容等を分析し、当該時期のイギリスの新聞に見られるアメリカ植民地についてのイメージをできるかぎり明瞭な形で再構成した。併せて、当該時期の植民地関連記事を含む外国記事がどのようにしてつくりだされたかについて、書誌学的・史料論的見地から考察した。 これらの研究成果は、研究成果報告書『新聞の中のアメリカ植民地〜17世紀後半イギリスの情報伝達に関する研究』として公刊された。ここには上記の史料批判部分と史料分析部分を本文としてまとめたほか、付録として調査によって判明したアメリカ関連記事の見出し目録をつけた。これは今後、同種の研究をおこなう場合の便宜を図るためのものである。
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Report
(3 results)
Research Products
(1 results)