Project/Area Number |
16730301
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Social welfare and social work studies
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Research Institution | Kibi International University |
Principal Investigator |
濱島 淑恵 吉備国際大学, 社会福祉学部, 講師 (30321269)
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Project Period (FY) |
2004 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 2005: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 介護サービス / 家族介護 / 介護休業 / 地域福祉 |
Research Abstract |
平成16年度に行った岡山県内の在宅高齢者の家族介護者を対象とした「家族介護及び介護支援制度に対する意識調査」の結果について、平成17年10月、日本社会福祉学会において研究発表を行った。そこでは、就労している家族介護者の方が、就労していない介護者に比べて生活への満足感が高く、介護負担感が低いことが明らかになり、生活の多様性が介護者の生活の質、介護の負担軽減には大きな意味を持っており、多様な生活を可能とするような介護支援体制の必要性を指摘した。(介護休業のように、仕事の中断を余儀なくさせるものではなく、フレックスタイム制などその他の介護支援制度が必要。)さらに、その際の生活間調整の支援の必要性についても言及した。これらについては、現在、論文執筆中である。 また、以上の研究成果を踏まえ、岡山県下の家族介護者25ケースにたいしてインタビュー調査を行った。現在、データの整理・分析中であるが、仕事や趣味などを行うことにより、気分転換や自己実現ができ、介護負担の軽減に貢献していることが顕著にあらわれた。特に職場の理解と支援の有無、その仕事の自由度に左右されており、ひいては職種によって格差があることがうかがえる。(職場の理解を得やすい福祉職、自由度が高い自営業など。)また、介護休業等介護支援制度よりも介護保険のサービス、特に通所型サービスの方が仕事と介護の両立には役立つととらえられていた。(訪問型サービスは仕事との両立についてはほとんど評価されていなかった。)インタビュー調査については、今後、分析を進めるとともに、引き続き平成18年度もインタビュー調査を継続しており、さらにデータを加えていく予定である。
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