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運転時の認知・反応時間特性の解明,及び実時間運転評価システムの開発

Research Project

Project/Area Number 16730372
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Experimental psychology
Research InstitutionKyushu University

Principal Investigator

松木 裕二  九州大学, 大学院システム情報科学研究院, 助手 (00315128)

Project Period (FY) 2004 – 2006
Project Status Completed (Fiscal Year 2005)
Budget Amount *help
¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Keywords自動車事故 / 運転挙動 / 運転評価 / 衝突確率 / 競争心理 / 車間距離 / ドライビングシミュレータ
Research Abstract

昨年度までの研究によって,運転者の反応時間特性を利用して,危険性を評価する衝突確率という指標を提案した.さらに,実車輌に各種センサ,計算機を搭載し,実時間で運転評価を行うシステムを構築した.本年度は,この装置を応用して運転者の運転挙動を改善するための教育システムを開発し,その効果を実験的に検証した.以下にその成果を示す.
1.安全運転促進システムの提案
本教育システムの特徴は,運転者の競争意識を利用して,自主的に運転を改善させるという点である.本研究で提案した衝突確率を用いることによって,客観的な運転の危険性を評価することが可能になった.この評価指標を基に運転者の運転状態を得点化し,インターネットを通じて安全運転の度合いを他の運転者と競わせることを考案した.
2.安全運転促進システムの開発
本教育システムは,運転者を競争させるためのリアルタイムランキングシステムと,運転行動を可視化するためのWeb閲覧システムの二つのサブシステムから成り立つ.リアルタイムランキングシステムは,複数の運転者と競わせるものである.そのために,運転者の運転挙動を取得し,運転挙動を運転者固有の反応時間と共に衝突確率を計算する.その客観的指標を運転者に提示し,また,そのデータを元に点数を計算することで順位付けを行う.また,Web閲覧システムでは,運転者の運転挙動をWebブラウザに表示するシステムである.
3.教育効果測定
開発した教育システムの効果を調べるために,短期実験と長期実験の2種類の実験を行った.その結果,普段の運転に比べ,教育システムを用いた条件の方は平均衝突確率が有意に下がり,教育効果が見られた.また,リアルタイムランキングシステムについては,多くの被験者が競争意識を駆り立てられている事が確認され,本システムの有効性が明らかになった.

Report

(2 results)
  • 2005 Annual Research Report
  • 2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2004-04-01   Modified: 2016-04-21  

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