Project/Area Number |
16730398
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Educaion
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Research Institution | Gifu University |
Principal Investigator |
柳沼 良太 岐阜大学, 教育学部, 助教授 (30329049)
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Project Period (FY) |
2004 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2006: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2005: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 問題解決学習 / 道徳教育 / プラグマティズム / 人格教育 / プロジェクト学習 / 生涯学習 / 道徳授業 / デューイ / 主体的な学習 / チャータースクール / 価値教育 / 生きる力 / カウンセリング・スキル / ローティ |
Research Abstract |
18年度は、「生涯学習における問題解決アプローチに関する研究」に関する3年間の研究の集大成として、学会や研究会で個人研究発表を行い、大学紀要論文と学会紀要論文を執筆した。まず、日本デューイ学会において問題解決型の道徳教育のあり方をデューイの教育理論と関連づけて個人研究発表し、後に同学会の紀要論文として正式に採択された。また、現場教師と3年間にわたり協同研究して問題解決アプローチを洗練し、その実践報告をケース・スタディ形式で岐阜大学紀要に「問題解決型の道徳教育の理論と実践〜ケース・スタディ編〜」と題して掲載した。この研究の延長線上で、19年8月には『ローティの教育論〜ネオ・プラグマティズムからの提言〜』を刊行する予定である。 学部教育としては、本研究をもとにして『道徳教育の研究〜生きる力を育む道徳指導法〜』をオリジナル・テキストとして作成し講義で活用した。このテキストは学生が主体的に道徳教育や道徳授業を学習できるスタイルに構成されている点で画期的であり、平成19年9月に刊行される予定である。 現場教師の教員研修会においては、本研究をもとに平成17年度に刊行した『問題解決型の道徳授業〜プラグマティック・アプローチ』をテキストとして新しい道徳教育のあり方を指導した。具体的には18年8月中旬の2日間と10月下旬の1日間で行った。 18年5月から19年2月までは東京大学大学院の佐藤学先生のもとで研究指導を受け、「問題解決型の道徳授業」を「学びの共同体」として再構成する研究に従事した。道徳授業の認識的次元だけでなく社会的次元と倫理的次元を組み入れて研究報告した。 学外の生涯学習における教育実践としては、平成18年6月に放送大学で「問題解決型の道徳教育」と題して2日間の授業を担当した。同年7月には日本歯科衛生士協会の主催する専門学校の教師研修を2回分担当した。翌19年3月には日本看護師協会のセカンドレベル研修で問題解決の論理やモチベーションについて講義した。
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Report
(3 results)
Research Products
(10 results)