Project/Area Number |
16730418
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Education on school subjects and activities
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Research Institution | Tokyo University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
岡田 昭人 東京外国語大学, 留学生日本語教育センター, 助教授 (60313277)
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Project Period (FY) |
2004 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2004: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | 留学生教育 / 短期留学生プログラム / IJ共同授業 / 英語で行われる授業 / 国立大学法人 / UMAP / 評価方法 / 単位互換 |
Research Abstract |
本研究は、全国の国立大学法人ならびに私立大学で実施されている「短期留学生プログラム」の現状を把握するとともに、今後のプログラム運営における諸問題の所在を明らかにし、またその解決に向けての方策を検討・提案することを主たる目的としている。また、必要に応じて私立大学との比較研究をとおして、総合的な視点から日本における留学生教育の新たな試みを構想し提案する。 平成17年度は、前年度に実施した全国の主要な国立大学法人ならびに私立大学の「短期留学生プログラム」の実態ついての調査結果を分析した。研究調査においては、特に「IJ共同授業」に関する項目を中心とした独自に作成したアンケート用紙を全国の主要な国立大学法人ならびに私立大学に郵送し、分析を進めた。また、独立行政法人である日本学生支援機構(JASSO)からも「短期留学生プログラム」に関する最新の情報提供等の協力を得た。 また本研究の一環として平成17年12月10日に東京外国語大学留学生日本語教育センターにて「新しい留学生教育プログラムの開発と評価に関する研究会」を実施した。また本シンポジウムは本学国際学術戦略本部の共催を得ている。日本の高等教育機関においてはどのように「IJ共同教育」プログラムが実施されているのか、またそこではどのような教育実践が行なわれているのか。そして、「IJ共同授業」における教育実践をより効果的に行なうための、教授法の創設・スタンダード化及び教材開発の可能性や、授業・プログラムの評価方法を検討した。シンポジストとして、名古屋大学、東京工業大学、電気通信大学、広島大学、一橋大学、南山大学、早稲田大学、日本学術振興会、JASSO等の関係者を招聘し、講演を行った。特に留学生教育分野における「IJ共同教育」に焦点をあて、総合的な視点から日本における新しい留学生教育プログラムの開発と評価およびその展開について、新たな試みを構想し提案した。 本研究の総括として、平成18年3月「新しい留学生プログラムの開発とその評価に関する研究」と題する報告書を作成・出版した。 主要設備との関係では、文献購入費の他には、平成17年度の研究調査分析で用いるものとして、アンケート調査用パソコンを購入した。
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