中等教育段階を通した憲法教育の再講成-平和的生存権を軸として
Project/Area Number |
16730429
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Education on school subjects and activities
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Research Institution | Hokkai-Gakuen University |
Principal Investigator |
前田 輪音 北海学園大学, 法学部, 准教授 (30326540)
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Project Period (FY) |
2004 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2006: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2005: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 中等教育 / 憲法教育 / 平和的生存権 / 社会科教育 / 法教育 / 平和教育 |
Research Abstract |
前年度までに行った各種資料・研究の検討・整理、および授業プログラム作成を開始した。 1、中等教育段階における憲法教育実践の整理・分析 今年度までに収集した北海道歴史教育者協議会機関紙『北海道歴史教室』における憲法教育実践の報告のうち、1954年〜1980年前後までの整理と分析を行い、下記のように学会で発表し、論文にした。 1)学会発表前田輪音「北海道における憲法教育実践研究-北海道歴史教育者協議会『北海道歴史教室』1953〜1980年代において-」(全国社会科教育学会「自由研究」発表2006年福井大学教育学部にて) 2)論文前田輪音「憲法教育実践研究の歩み-教科書「暗黒期」に抗しようとした『北海道歴史教室』において-」(『北海学園大学法学部四十周年記念論文集変容する世界と法律・政治・文化』2007所収) 2、中等教育段階の憲法教育課程の編成、憲法教育の教育内容構成原理の分析・整理、および開発 1980年代〜2000年代にわたる『北海道歴史教室』等に掲載された憲法教育実践から、その編成原理の検討を開始した。 3、2で設定したカリキュラムのうち、一単元の教育内容の具体化 1)本研究がめざす授業プログラムの有効性確認のため、プレ実験授業として、試案段階の授業プログラムを作成し、大学生数名を対象に実験授業の実施(2007年1.月)と分析を行なった。 2)1)の検証をもとに、更なる文献調査(北大付属図書館・北海道立図書館・恵庭市立図書館などに於いて)・聞き取り調査を行なった。 3)本研究の延長線上にある今後作成予定の授業プログラムを実施する予定の中学(札幌市内)・学年(平成18年度2年生)における授業見学を行なった。 4、以上の研究成果を報告書として作成(現在作成中)
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Report
(3 results)
Research Products
(1 results)