Project/Area Number |
16760265
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Electron device/Electronic equipment
|
Research Institution | Yamagata University |
Principal Investigator |
横山 道央 山形大学, 工学部, 助教授 (40261573)
|
Project Period (FY) |
2004 – 2005
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
|
Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2004: ¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
|
Keywords | RF-CMOS / ユビキタス健康管理システム / ソフトウェア無線 / アナログ高周波機能可変素子 / インピーダンス整合 / デュアルバンドPIFAアンテナ / ユビキタス端末 / Javaプログラム |
Research Abstract |
本研究では、シリコン・アナログ高周波・機能可変RF-CMOS集積回路素子を用いたユビキタス端末用通信機能モジュールの開発を目指した。 本研究で目指す、ユビキタス端末の為の通信機能モジュールをシリコンで実現する為には、アンテナ以下、フィルタ・アンプ・ミキサ・スイッチ等と、これらを適宜切り換える制御信号を送る制御ブロック、さらにはそれらを上位概念ソフトウェアで制御する例えばC言語プログラム、等が必要である。 今年度は最終年度として、以下の研究を行った。 ・2GHz帯用の2つの通信方式(無線LANと3G携帯電話)に対応可能な、小型平面アンテナとして、デュアルバンド逆F字型PIFA(Planar Inverse-F Antenna)を設計・試作し、その指向性とリターンロス特性を評価し、小型二周波対応特性を確認した。 ・デュアルバンドPIFAとその後段のフィルタとを、インピーダンス整合を考慮しつつ基板一体型設計し、その特性を評価した。 ・応用をユビキタス健康管理システムに特化し、ジョギング中でも脈拍を処理・管理・通報できるようなシステムをC言語プログラムにより作成した。 以上により、シリコンRF-CMOS機能素子群を基板一体型モジュール化する基礎設計手法の確立と、通信路切り替え制御を行い、基盤要素技術を整えた。ターゲットを生活習慣病予防の為の健常者の体調把握支援に定め、いつでもどこでも、確実に生体データを測り、信号処理し、送り届け、且つアドバイス受け取るという、真のユビキタス小型端末の開発の基盤技術が構築できたと言える。
|
Report
(2 results)
Research Products
(9 results)