UWB無線システム用超広帯域平面型アンテナの技術開発
Project/Area Number |
16760284
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Communication/Network engineering
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
山本 学 北海道大学, 大学院情報科学研究科, 助教授 (20301939)
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Project Period (FY) |
2004 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥3,700,000 (Direct Cost: ¥3,700,000)
Fiscal Year 2006: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2005: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2004: ¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
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Keywords | UWB無線システム / 超広帯域アンテナ / 平面構造 / UWBレーダー / 平面アレーアンテナ / ファンビーム / ペンシルビーム / 自己補対アンテナ / プリントスロットアンテナ / 自己補対型放射素子 / マイクロストリップ線路 / FDTD解析 |
Research Abstract |
高速データ伝送を無線で行うための手段として,UWB無線システムが注目を集めている.本研究の目的は,インパルス信号の送受信に適した,UWB無線システム用の超広帯域アンテナを平面構造で実現するための基礎技術を確立し,同システムの実用化および小型化に資するところにある. 本年度は,準ミリ波UWBレーダー等に応用可能な超広帯域平面型アレーアンテナを実現するための基礎検討を行い,以下の成果を得た. (a)ファンビームを有する超広帯域リニアアレーアンテナを設計した.アレーアンテナの 基本素子として自己補対アンテナの一形式である葉形プリントダイポールアンテナを提案し,その設計指針を明らかにするとともに,UWB用として利用が想定されている周波数帯域にわたる整合の実現と放射特性の安定化を図るためのアレー構成法を開発した. (b)上記(a)において開発したリニアアレーを複数個,2次元配列することにより,ペンシルビームを有する超広帯域平面型アレーアンテナを実現した.各リニアアレーへの給電回路の構成を工夫し,UWB用として利用が想定されている周波数帯域にわたる整合状態と放射特性の安定性を図った. (c)上記のファンビームアレーアンテナおよびペンシルビームアレーアンテナの実験的評価を行い,その結果を適宜フィードバックすることにより,超広帯域平面アレーアンテナの一構成法を確立した。 以上,本年度において予定していた研究課題について十分な成果が得られた.
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Report
(3 results)
Research Products
(35 results)