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高変形能高力ボルトを用いた引張接合型耐震継手の開発

Research Project

Project/Area Number 16760377
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Structural engineering/Earthquake engineering/Maintenance management engineering
Research InstitutionOsaka City University

Principal Investigator

山口 隆司  大阪市大, 工学(系)研究科(研究院), 助教授 (50283643)

Project Period (FY) 2004 – 2005
Project Status Completed (Fiscal Year 2005)
Budget Amount *help
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 2004: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Keywordsスプリットティー継手 / 高変形能ボルト / 単調・繰り返し載荷実験 / 耐震引張継手
Research Abstract

本年度は,高力ボルト引張継手の基本形式であり,接合部構造の構成最小単位である,スプリットティー継手を対象に,高変形能ボルトを用いた場合の高力ボルト引張接合部の単調荷重載荷時の力学的挙動,繰り返し荷重載荷時の力学的挙動を明らかにするために載荷実験を行った.着目した構造パラメータは,高変形能ボルトの軸平行部径(M22ボルト,22mm,20mm,19mm),ティーフランジ板厚(28mm,25mm,19mm)であり,耐震継手・接合構造としての適用性およびその性能について実験結果をもとに議論した.その結果,高変形能ボルトを用いることでスプリットティー継手の変形能を改善できること,またその程度は,軸平行部径以外に,被締め付け長さ,すなわち軸平行部長さにも関係すること,変形能の改善には,フランジ板の変形も関係し,最適なティーフランジ板厚がボルト径に関係して存在することを明らかにした.また,繰り返し荷重載荷の結果から,提案する継手構造の適用が可能であることも確認した.
また,高力ボルト引張接合の力学的挙動に支配的なてこ反力や継手面間の接触力などの挙動については載荷実験のみでは解明が困難な点もあり,汎用の有限要素解析コードを用いた詳細解析もあわせて行うこととし,載荷実験結果を精度良く再現できる有限要素モデルを構築し,その適用に問題がないことを示した.そして,次年度に行う予定である,最適な継手構造詳細決定のため,多数の解析モデルを作成し,その準備を行った.

Report

(1 results)
  • 2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2004-04-01   Modified: 2016-04-21  

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