データマイニング手法を用いた都市内公共交通のマーケティング手法の開発
Project/Area Number |
16760430
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
交通工学・国土計画
|
Research Institution | Yokohama National University |
Principal Investigator |
岡村 敏之 横浜国立大学, 大学院・工学研究院, 助教授 (90314781)
|
Project Period (FY) |
2004 – 2005
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
|
Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2004: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
|
Keywords | 公共交通 / データマイニング / マーケティング |
Research Abstract |
都市公共交通(鉄道・バス等)では、磁気式やICカード式の乗車カード(プリペイドカード/定期券等)が普及しつつある。本研究は、都市公共交通の乗車記録データを、集計的な分析にとどまらず、行動軌跡データとして有効に扱うための手法を開発するものである。分析には、マーケティング等に用いられつつある「データマイニング手法」(大量のデータから、データサンプルの特性や傾向を発見していく手法)を用いる。昨年度は、カードデータを都市交通計画等に活用するためのデータベースの構築および問題点整理を行い、今年度は、以下の分析を行った。 (1)広島都市圏の公共交通乗降データを用いて、1週間/1ヶ月単位といった一定の期間内での利用者の行動軌跡データから、利用者の行動特性および路線特性を、実際の地域のデータを用いて抽出した。その際、既存手法との比較も行った。 (2)乗降データを用いたバスの運用効率化の効果の計測を行った。 (3)実用化への課題の抽出(データ記録方式、分析手法等) 以上の結果に基づき、カードデータなどの、大量かつ個人特定がある程度可能なデータの活用法を整理し、また現状のカードシステムと本研究による分析手法を結合したシステム開発への課題整理を行った。
|
Report
(2 results)
Research Products
(3 results)