郊外ニュータウンの熟成に関する研究-居住者による住環境への働きかけの実践的研究-
Project/Area Number |
16760486
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Town planning/Architectural planning
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
岩佐 明彦 新潟大学, 自然科学系, 助教授 (90323956)
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Project Period (FY) |
2004 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2006: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2005: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2004: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
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Keywords | ニュータウン / 街路景観 / 街路形態 / 居住者の働きかけ / 郊外居住環境 / 居住環境の醸成 / 経年変化 / むき出し住宅 / 地方郊外 / 駐車空間 / 車依存社会 / ガーデニング / 居住者による作り込み / 住居のアプローチ空間 / 個性派住宅 |
Research Abstract |
平成16年度,17年度に行った調査・研究を踏まえ,以下の通り追加調査及びまとめを行った. (1)全国ニュータウンの街路形態と家屋配置の概況調査(追加調査) 追加調査として,ニュータウンの街路形態と家屋配置を全国規模で概数的に把握し,街路形態及び家屋配置と街路景観の相関を明らかにすることを試みた.調査の対象としたのは,都市再生機構(旧日本住宅公団)が手がけたニュータウンのうち,建造時期が把握できる98カ所で,航空写真を用いて街路形態を調査分類し,街路形態の建造時期毎の傾向と,その街路形態が生み出す典型的街路景観を明らかにすると共に,街路タイプ毎に分譲後の環境への働きかけが,元々の街路形態にどの様に影響を受けるのか考察した.また,分譲時のネーミングやキャッチフレーズを用いて,分譲時期毎の居住環境の志向を探り,それが街路形態などニュータウンの構成にどの様な影響を与えているのか考察した. (2)まとめ 16年度,17年度及び,本年度の追加調査を踏まえ,ニュータウンの街路景観を構成している要素(街路形態,駐車空間,建物配置,外構計画)を整理し,居住者による環境への働きかけが良好かつ持続的に行われ,郊外居住環境がより良い環境として醸成する手法について考察した.
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Report
(3 results)
Research Products
(3 results)