地域住民の居場所となる商店街の交流の場における空間・運営・ネットワークの役割
Project/Area Number |
16760488
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Town planning/Architectural planning
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
小松 尚 名古屋大学, 大学院・環境学研究科(工学部), 助教授 (80242840)
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Project Period (FY) |
2004 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
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Keywords | 地域住民 / 居場所 / 交流の場 / 空間 / 運営 / ネットワーク / 商店街 / 空き店舗 / 戸建て住宅 |
Research Abstract |
(1)建築学会機関誌「建築雑誌」5月号において、本研究の対象となる地域住民が主導的に設立し、運営している「街角の居場所」の実践者を迎えての座談会が企画され、小松は研究者の立場から参加して、昨年度の研究成果を基に実践者の設立・運営によせる思いと課題について議論した。 (2)昨年の研究成果を建築学会大会学術講演梗概集に選抜梗概として3編が掲載され、口頭発表した(2005年9月近畿大学)。3編の内容は(1)東海3県下の交流の場の空間・運営・地域支援ネットワークの概況についての論考、(2)住宅と店舗を転用した各3事例における交流の場の立地、設え、もてなしに関する論考、(3)交流の場の設立経緯と地域の支援関係に関する論考である。発表とともに、関連した研究を進める研究者と意見交換と情報交換を行った。) (3)同じく建築学会大会にて建築計画部門研究懇談会「街角の居場所の創出-実践者を迎えて」を企画開催した。小松は主題解説者として本研究の成果をもとに建築計画とまちづくりの観点から論点整理を行った。また続いて行われた討論の時間では、実践者や研究者ともに、意見と情報交換を行い、これからの実践と研究の課題を議論した。 (4)事例研究として、愛知県内の交流場所事例(Ha)について、日常的な利用状況や来訪者の来訪動機、評価を把握し、その特質を考察した。特に来訪者の行動を、利用者的行動と運営者的行動の2つからとらえることで、行動の特質を考察することができた。その成果は平成18年度に建築学会大会等で発表の予定である。
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Report
(2 results)
Research Products
(5 results)