体感しながら発想する立体組み立て式建築デザインツールの開発
Project/Area Number |
16760508
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Town planning/Architectural planning
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Research Institution | Yonago National College of Technology |
Principal Investigator |
高増 佳子 Yonago National College of Technology, 建築学科, 准教授 (80290782)
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Project Period (FY) |
2004 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥4,400,000 (Direct Cost: ¥4,400,000)
Fiscal Year 2007: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2006: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2005: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
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Keywords | 建築デザイン / デザインツール / ワークショップ / 子供 / 体感 / 建築教育 / 実物大 / 発想 / 組み立て式 / 模型キット / 建築ワークショップ / ホワイトキューブ / 柱スラブ構造 |
Research Abstract |
本研究は建築デザインを実際の大きさで体感しながら発想できるデザインツールの開発を目的とする。特に、建築学生だけでなく、一般の子供でも簡単に安全に組み立てられ、体感することからより現実的で、また創造的な空間の発想につながることを目標とする。 またそのツールを実際に授業やワークショップ等で活用し、どのような使い方をすればより創造的な発想が生み出されるのかも探る。 最初の2年間で2タイプ(第1号ツールと第2号ツール)の体感できるツールを開発し、ワークショップ等でも活用してきたが、その結果ツールの特性や使い方の問題点など明らかになったので、最終年度でこれまでの総まとめとなるツール(第3号ツール)を開発し、ワークショップを企画開催した。 ・第3号ツール:それまでのツールは組積造や家具のようなものであったが、このツールはより一般的な建築として木造住宅をイメージさせるツールとして開発し、子供を対象としたワークショップも開催し、検証した。木の骨組みに仕上げ材にあたる合板や塩ビナミ板などの面材をマジックテープで簡単に貼付け空間を仕上げるものとした。サイズも3x6尺を基本モジュールとし、畳サイズでイメージしやすくした。また3x3間の平面から部屋による間取りもイメージしやすくした。今までの中では建築的な要素を最もわかりやすく実物大のツールとして簡易化できたことから、子供でも体感しながら、建築空間を創造しやすいツールとなった。
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Report
(3 results)
Research Products
(2 results)