大きな圧力効果を利用した高感度圧力センサ材料の開発
Project/Area Number |
16760529
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Physical properties of metals
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
太田 元基 東北大, 工学(系)研究科(研究院), 助手 (60361135)
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Project Period (FY) |
2004 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2005: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2004: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
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Keywords | 圧力センサ / 磁気体積効果 / 熱膨張測定 / 3d遷移金属 |
Research Abstract |
R_6(Mn-Fe)_<23>化合物(R:希土類,TM:3d遷移金属,Al, Si等)の圧力効果測定: R_6(Mn-TM)_<23>およびR_6(Fe-TM)_<23>系化合物(R:希土類,TM:3d遷移金属,Al, Si等)は、これまでの熱膨張測定の研究結果から、高いキュリー温度T_cおよび自発磁化Mの圧力効果が期待されている。これらの化合物の置換元素TMを変えることでT_cの制御を試みる。これまでの研究で、T_cの圧力効果やそれに関連した現象が、試料の均質性に強く依存することがわかっている。試料の均質化を念頭に起き、高温で試料を溶解し、そのまま、熱処理を与えることが可能な、平成16年申請のスポット集光型赤外線ゴールドイメージ炉を用いて試料作製を行った。本研究で、T_cおよびMの圧力効果を測定測定するために、本研究室所有のカンタムデザイン社MPMS(SQUID)およびPPMS内で同測定が行えるよう圧力セルを作製した。この装置を用い、圧力中磁化測定からT_cおよびMの圧力効果に関するデータをまとめた。また、並行して、熱膨張測定用セルにより候補物質の自発体積磁歪を測定し、巨大な磁気体積効果物質の絞込みを行った結果、(ScCa)Co_2ラーベス相化合物などが有力な候補物質として見つかった。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)