Budget Amount *help |
¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Research Abstract |
本研究は,曇点現象を示す陰イオン性高分子であるポリアルキレンオキシド-マレイン酸共重合体(PAOMA)及び生体由来の陽イオン性高分子キトサン(CS)を用いた新規ナノ粒子の創製に関わる操作因子を化学工学的アプローチにより解明し,10℃から40℃の温和な条件でナノ粒子を形成せしめるための操作因子,および生理活性物質をナノ粒子に効率的に内包させるための操作因子を解明し,生理活性物質のリザーバー及び輸送担体としての利用可能性を検討しようとするものである. 操作温度,pH,イオン強度の影響;微粒子への生理活性物質の内包条件の探索に関して実験的に明らかにし,ナノ粒子形成条件を絞り込んだ. また,曇点現象を有する温度応答性キトサンを用いたナノ粒子の形成についても同様に検討を行った.その結果,ビタミンEを効率的に内包できるナノ粒子の調整条件について絞り込んだ.
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