Project/Area Number |
16780006
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Crop science/Weed science
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
志水 勝好 筑波大学, 大学院生命環境科学研究科, 講師 (40261771)
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Project Period (FY) |
2004 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2005: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2004: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
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Keywords | ケナフ / 繊維料作物 / 非木材紙 / 水田 / 飼料作物 / 粗蛋白質 / 繊維量作物 / 栽植密度 / 飼料 |
Research Abstract |
ケナフの栽植密度の差異が地上部収量、特に主茎収量、靭皮部収量に着目し、分析を行い、高密度区が最も効率が良いことが明らかになり、成果を投稿した。 ケナフの2節以上して刈取ることで、飼料作物のように刈り取り回次を重ね、地上部収穫量を増やすことができることが報告されている。地際から20,25、30cm残して刈取をしたところ、20、25でほとんど枯死した。30cm刈取区の約10%の個体で最終的に収穫できた。水田作のケナフは、刈取後で100%再生芽の伸長が見られたことから、刈り取った後の土壌中の水分条件が、再生が慎重に重要であることがあらためて推察できた。これを基に再生芽の発生増加について土壌に灌水する水量を昨年度よりも多くすることにより高めることを来年度の研究課題としている。 ケナフの減反田での栽培を想定して、イネ(コシヒカリ、飼料イネ)を対照作物として成長量の比較検討を行った。その結果、乾物重ではイネと同じ栽植密度ではイネに比べ単位面積当たりでは小さくなった。しかし、イネ収穫後もケナフ栽培はでき、しかも降霜直前まで成長することから、栽植密度をイネ以上にすればイネよりも高いバイオマスを得られる可能性を示唆できた。同時にケナフの草高が100cm程度の時期に刈り取り、再生個体を刈る2回刈区と、イネの収穫時期に刈り取る区を設け、飼料作物としての利用について検討した。バイオマス量では先と同様にイネより小さくなったが、栽植密度を高めることでバイオマス量を高めることが期待できた。現在粗蛋白含有率についてイネとケナフの分析を行っており、飼料的価値を検討する。 畑作と水田作でのケナフの成長量の比較では、水田作のケナフの草高の成長は畑作の2/3程度で推移していた。刈取後で100%再生芽の伸長が見られたことから水田作では飼料用栽培が有効と考えられた。
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