断続振動曝露による振動感覚閾値の一過性閾値移動の予測式の作成と応用に関する研究
Project/Area Number |
16790323
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Hygiene
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Research Institution | Yamaguchi University |
Principal Investigator |
横山 健治郎 山口大学, 医学部, 助手 (70346550)
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Project Period (FY) |
2004 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2004: ¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
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Keywords | 指尖振動感覚閾値 / TTS / 手腕振動 / 予測式 / 振動 / Hand / Arm / Vibration |
Research Abstract |
得られた結果を解析するためにノートパソコンを購入した。また更なる検討実験のためにハンドル固定用の木材や作業用の手持ち動力工具を購入した。健常な20代、40代、60代の男女各6名ずつを被験者とし、2種類(HVLab社製とRION社製)の振動覚計を用いて両手の親指、示指、中指、環指、小指の振動感覚閾値を測定した。振動感覚閾値測定周波数はHVLab社製の場合、16,31.5,63,125,250Hzを用い、RION社製の場合、63,125,250Hzを使用した。振動覚計の使用順番や左右の手の計測順番はランダマイズした。 その結果、振動感覚閾値測定周波数125Hzと250Hzにおいて、HVLab社製の振動覚計の方が被験者の振動感覚閾値が大きい傾向を示した。HVLab社製の振動覚計とRION社製の振動覚計の両方共、20代と40代では女性のほうが振動感覚閾値が大きい傾向を認めたが、60代では男性の方に振動感覚閾値が大きい傾向が認められた。右手と左手の振動感覚閾値を比べると、両方の振動覚計においてそれほど大きな差は認められなかった。振動感覚閾値を測定するときに被験者に機器の扱いを習得してもらうために事前に訓練を行ったが、更に詳細で時間を掛けた訓練が必要であるということがわかった。HVLab社製の振動覚計では振動感覚閾値測定周波数が大きくなるにつれて、振動感覚閾値が大きくなる傾向にあった。更に振動感覚閾値を測定する際、振動感覚閾値測定周波数が高くなると振動覚計から、わずかだが共振音が出ることがわかった。
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Report
(2 results)
Research Products
(7 results)