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新規癌関連遺伝子HUMAN HEADCASEの癌増殖抑制制御における分子機構解析

Research Project

Project/Area Number 16790375
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Gastroenterology
Research InstitutionYamagata University

Principal Investigator

牧野 直彦  山形大学, 医学部, 助手 (10323164)

Project Period (FY) 2004 – 2005
Project Status Completed (Fiscal Year 2005)
Budget Amount *help
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
KeywordsHUMAN HEADCASE / 癌増殖抑制
Research Abstract

Drosophila melanogasterにおいて形態形成および細胞分化に関与するheadcase geneのヒトホモログであるHuman headcase gene(hHDC)の解析を行った。
消化器癌培養細胞株において、hHDCの発現低下・消失の認められた培養細胞株に対して作成したhHDC cDNAの発現ベクターによる感染実験を行い、培養細胞の増殖速度や形態上の変化およびアポトーシスの有無を解析した。この結果、発現レベルに応じて、細胞株の増殖の程度に変化が認められた。変化の認められた条件においては、感染実験前後でのRNA抽出を行い、増殖関連遺伝子の発現状態についてRT-PCRを中心とした解析を進めた。この結果、感染前の状態においては2系統のシグナル伝達経路が発現亢進状態にあり、感染後においては発現が抑制された状態となり、この結果、2系統のシグナル伝達経路の発現亢進はhHDCの発現低下・消失に関連したものであることが推測された。
また、同時に、ヌードマウスへの移植実験に関する予備実験を開始した。ヌードマウスに対し、これまでの研究により明らかとなったhHDCの発現が低下や消失している肝癌、大腸癌、胃癌の各種癌由来培養細胞を皮下に移植し、生育の良好となる移植細胞種と細胞数の検討を施行した。併せて作成したhHDC cDNAの発現ベクターを種々の濃度により皮下投与し、ベクター自体の毒性の有無についても検討を加えている。

Report

(2 results)
  • 2005 Annual Research Report
  • 2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2004-04-01   Modified: 2016-04-21  

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