Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2004: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
|
Research Abstract |
平成16年度には5人の健常被験者を対象として8:00,20:00の1日2回,3日間採血を行い,per1,per2,Bmal1,Dec1,CRY1の5つの時計遺伝子についてPBMC (peripheral blood mononuclear cells)での発現量をreal time RT-PCRで定量した.これらの遺伝子のうち,per1は8:00に発現量が多くて20:00に少なく(p=0.0016),per2は8:00に多くて20:00に少なく(p=0.0020),Bmal1は20:00に多くて8:00に少ない(p=0.0017)という結果であった.Dec1,CRY1については8:00と20:00の発現量に有意差は見られなかった. 平成17年度には平成16年度の研究で8:00と20:00で発現量に差の見られたper1,per2,Bmal1についてPBMCでの遺伝子発現の概日変化をより詳細に調べることを目的として研究を行った.4人の健常被験者を対象として4時間おきに1日6回(0:00,4:00,8:00,12:00,16:00,20:00)の採血を行い平成16年度と同様のプロトコールでreal time RT-PCRでPBMCにおけるper1,per2,Bmal1の遺伝子発現量を定量した.その結果,per1,per2,Bmal1いずれの遺伝子も4人の被験者に共通するリズムを明瞭に認めることはできなかった.
|