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MRI用プロテクタの研究開発

Research Project

Project/Area Number 16790730
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Radiation science
Research InstitutionShimane University

Principal Investigator

内田 幸司  島根大学, 医学部, 教務職員 (50335569)

Project Period (FY) 2004 – 2006
Project Status Completed (Fiscal Year 2006)
Budget Amount *help
¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
KeywordsMRI / プロテクタ / 遮蔽 / 電磁波 / 電波 / 磁場
Research Abstract

1.目的:本研究は、MRI検査部位以外に電磁力の影響を与えることなく安全な検査を可能にするためのMRI用プロテクタを研究開発することである。
2.情報収集の概要:前年度に引き続き、北米医学放射線学会等の学会で磁場・電波の遮蔽に関する情報収集を行った。また、MRI装置メーカの協力を得て電磁波シールドに関する技術的な情報も収集した。
3.研究の概要と結果:
(1)電磁波シールドについて:昨年同様の実験を様々な電磁波シールド材を用いて実験した。しかし、MRI装置内ではすべての電磁波シールドが静磁場により牽引され、静磁場を遮蔽するという効果も得られなかった。また、電磁波シールドをファントム周囲に固定し、電磁波シールド周囲の撮像を行った結果、電磁波シールドによる歪みが観察され、通常の画像を撮像するには至らなかった。
(2)電磁波シールド効果について:流体ファントムを作成し、電磁波シールドによるTOF効果の影響を検討した。具体的には、ファントムの撮像断面内に流入する模擬血管上流に電磁波シールドを配置した場合とそうでない場合での撮像断面信号強度を測定した。その結果、電磁波シールドの有無による信号変化は観察できなかった。
(3)電磁波シールドの発熱について:電磁波シールドを巻いたファントムを様々な撮像シーケンスで撮像した結果、ファントムの温度は1℃以上上昇しなかった。
4.まとめ:今回の研究では、汎用電磁波シールドを用いたMRI用プロテクタはさまざまな問題点があり、以下の問題点を解決することが今後の課題である。
・MRI装置内で牽引を受けない電磁波シールド素材の検討
・MRI画像に影響を及ぼさない電磁波シールド素材の検討

Report

(3 results)
  • 2006 Annual Research Report
  • 2005 Annual Research Report
  • 2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2004-04-01   Modified: 2016-04-21  

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