外科的透析内シャント作成術に代わる新しい経皮的内シャント作成術の開発
Project/Area Number |
16790748
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Radiation science
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Research Institution | Kansai Medical University |
Principal Investigator |
狩谷 秀治 関西医科大学, 医学部, 助手 (40368220)
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Project Period (FY) |
2004 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,600,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
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Keywords | Vascular access / Hemodialysis / Angioplasty |
Research Abstract |
本研究は豚を用いて外科的透析内シャント作成術に代わる新しい経皮的内シャント作成術の開発することである。 慢性血液透析患者のシャント静脈は恒常的な動脈血の流入による機械的な刺激に加え、繰り返される穿刺による血管損傷のため修復機転に伴う血管壁肥厚により狭窄を生じシャント不全となる。このためくり返し新たなシャント作成を余儀なくされる。そこで従来の外科的手術に代わり経皮的に動静脈瘻を皮下に作成し透析内シャントを作成する方法を開発すれば作成部位の制限が少なくなり長期間にわたり自家血管シャントを確保できる。 われわれが開発した方法は、動脈と静脈をガイドワイヤーにて貫通し、このワイヤーに追従させてシースイントロデューサーを挿入し、動脈と静脈を短絡させた瘻孔の作成である。作成した瘻孔にカバー付ステントを挿入しシャントを作成した。シャントを血管造影にて確認し、その後豚を屠殺し、血管、周囲臓器の損傷を確認した。実験初期には血管の損傷が大きく血液の血管外漏出を認めたが、市販のデバイスを独自の形状に改良することにより、損傷を回避することができた。この実験を繰り返し、血管、周囲臓器の損傷を最小限に抑えるデバイスとその組み合わせを開発し、独自の形状のデバイスをプロトタイプとして製作した。 この手技の重要な部分となる動静脈を貫通させる技術の開発とデバイスの開発により経皮的内シャント作成術に成功した。計画当初の方法は成功率が低く作成部位が限定されたが、研究期間中に術式をモディファイしこれらの問題を解決した。モディファイされた方法は他の管腔臓器にも汎用性があることが判明し、われわれは下大静脈-門脈短絡、肝内胆管-消化管短絡にも有効であることを確認した。
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Report
(2 results)
Research Products
(5 results)
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[Journal Article] グラフトシャントの血栓閉塞に対するウロキナーゼ併用バルーンPTA2005
Author(s)
狩谷秀治, 谷川昇, 小島博之, 米虫敦, 白石友邦, 山越恭雄, 江崎和芳, 渡邊美博, 川中俊明, 坂口典子, 澤田敏
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Journal Title
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