Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2006: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2004: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Research Abstract |
乳房超音波検査のための超音波読影支援システムを開発し性能評価を行った. 1)リアルタイム病変検出処理の開発 超音波装置より出力されたNTSCビデオ信号を,リアルタイムに画像処理を行い病変検出し,画像の定量的特徴(円形度,縦横比,後方エコー欠損などの情報)をオペレータに提示できるシステムを構築した. 2)ホールブレスト撮影を可能とする画像合成技術の開発超音波装置により撮影された画像をHDD上に記録し,画像合成技術によりホールブレスト像を生成するシステムを開発した.また,得られたホールブレスト像から,腫瘤領域を抽出しボリュームレンダリングし腫瘤形状を提示する処理を構築した.また,病変の自動検出処理においてシステムの性能評価を行ったところ,検出率は81%(偽陽性候補数4個/乳房)であった. 本研究課題の成果により,従来の超音波検査にひそむ「オペレータ依存」の問題を解決し,客観的な超音波検査を可能とした.これらの成果をもとに,さらなる実用的なCADシステムの開発に向けて研究を継続する予定である.
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