• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

悪性神経膠腫に対する抗腫瘍薬、PI3K阻害薬併用療法の効果

Research Project

Project/Area Number 16790812
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Cerebral neurosurgery
Research InstitutionYamagata University

Principal Investigator

園田 順彦  山形大, 医学部, 講師 (90302140)

Project Period (FY) 2004 – 2005
Project Status Completed (Fiscal Year 2005)
Budget Amount *help
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Keywords悪性神経膠腫 / mTOR / AKT / PI3K / CDDP / VCR / etoposide / chemoresistance
Research Abstract

悪性神経膠腫培養細胞U251、T98、SF188を用い実験をおこなった。まず細胞よりタンパク質を抽出しphospho-AKT抗体を用いたウエスタンブロットをおこなった。全細胞株において発現の亢進を認めた。第二に抗腫瘍薬CDDP、VCR、Etoposideを細胞に投与し48時間後の細胞数を計算した。するといずれの細胞においてもVCRにのみ抗腫瘍効果が確認された。第三にPI3K阻害薬LY294002またはmTOR阻害薬を単剤あるいは抗腫瘍薬と同時に培養細胞に投与し、48時間後の細胞数を計算した。結果としてLY2904002は単剤でも抗腫瘍効果を認めたが、VCRとの併用では抗腫瘍効果が増強されることが明らかとなった。薬剤投与後に培養細胞を回収し、タンパク質を抽出しphospho-AKT抗体を用いたウエスタンブロットをおこなった。結果としてLY2904002によりphospho-AKTの発現は減弱せず、LY2904002+VCRでは、むしろphospho-AKTの発現はさらに亢進することが明らかとなった。しかしながらCDDP、Etopside、mTOR阻害薬には抗腫瘍効果が認められず、LY2904002との相乗効果も認められなかった。したがってVCRの抗腫瘍効果はPI3K-AKT pathwayに密接な関係があると考えられたが、他の抗腫瘍薬には別の経路が強く関与している可能性が示唆された。今後、さらに詳細にAKT下流の経路に関して研究を進めていく予定である。

Report

(1 results)
  • 2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2004-04-01   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi