ES細胞を用いた神経移植医療における肝細胞増殖因子(HGF)の効果に関する研究
Project/Area Number |
16790814
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Cerebral neurosurgery
|
Research Institution | Gifu University |
Principal Investigator |
加藤 雅康 岐阜大学, 医学部附属病院, 助手 (60345783)
|
Project Period (FY) |
2005 – 2006
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
|
Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2005: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2004: ¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
|
Keywords | ES細胞 / 移植 / HGF / 神経幹細胞 / 幹細胞増殖因子 |
Research Abstract |
1)HGF存在下の培養で得たneurosphereの脳内移植 mouse GFP産生ES細胞から分化誘導したsphereの形態のまま遠心分離で収集し、mouse脳内に移植した。移植した細胞が生着しているかどうかについて、経時的に検討を行った。2,4,8週後にdeep anesthesiaにてcardiac perfusionを行い、脳を採取。スライスを作成してGFP免疫染色を行った。GFP陽性細胞は海馬内の移植した部位のみならず他部位への遊走が認められるが、その傾向は動物によってばらつきがあった。 2)移植細胞生着におけるHGFの作用 生着度とHGFの併用の有無の影響を検討した。Recombinant HGFを移植片に混じて投与する方法はneuronを増やす可能性があるため、その免疫染色を行ったところ正嫡は多くneuronが多い傾向にあったがばらつきのため有意差を認めなかった。Pumpによる持続的投与を行って解析中である。 3)最も神経学的所見の改善度については、rotarodとWatermaze testを施行したが、今後は移植細胞の生着が安定した段階で行う予定である。
|
Report
(2 results)
Research Products
(2 results)