骨転位をきたした乳癌細胞による骨破壊および腫瘍増大機序の解明
Project/Area Number |
16790849
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Orthopaedic surgery
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Research Institution | Oita University |
Principal Investigator |
糸永 一朗 大分大学, 医学部, 講師 (10295181)
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Project Period (FY) |
2004 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2005: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
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Keywords | 破骨細胞 / 骨破壊 / 骨転移 |
Research Abstract |
ヒト単球を使用し、in vitroで破骨細胞を多量につくりだす実験系をつかって、抗ヒトTNFα抗体である、Infliximabの破骨細胞形成における影響を検討した。in vitroではInfliximabはヒト破骨細胞形成および骨吸収を著明に促進した。この結果はModern Rheumatologyに掲載された。 また、ヒト破骨細胞がin vitroで形成する過程を、電子顕微鏡を使用し観察した。さらにマクロファージ系の細胞への分化との関係も検討した。この結果も同様にModern Rheumatologyに掲載された。 転移性骨腫瘍において、骨転移を来たし、腫瘍性に骨溶解の生じた部位より、組織を採取し、一部病理組織標本として使用し、残りの組織から腫瘍細胞を分離した。この腫瘍細胞による破骨細胞形成に及ぼす影響を検討している。腫瘍細胞は破骨細胞形成を促進している様であり、報告の準備をすすめている。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)