• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

DNA修復欠損マウスの精子形成不全と遺伝的不安定性の解析

Research Project

Project/Area Number 16790915
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Urology
Research InstitutionTottori University

Principal Investigator

中根 裕信  鳥取大学, 医学部, 助手 (10304205)

Project Period (FY) 2004 – 2005
Project Status Completed (Fiscal Year 2005)
Budget Amount *help
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2004: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
KeywordsDNA修復欠損マウス / 遺伝的不安定性 / 精子形成 / 精子形成過程
Research Abstract

申請者は、DNA修復欠損マウスにおける精子形成不全と遺伝的不安定性を解析するために、以下の実験を行い結論を得た。これまでの予備実験で、酸化的DNA損傷を認識する抗体を用いて免疫染色を行ったところ、対照群に比べ加齢したXPAマウス精巣に、酸化的DNA損傷が多く蓄積することが示唆されていた。予備実験をコンファームするため、免疫染色の諸条件を検討していたが、マウス臓器の固定・処理方法に問題があることが判明し、再度、免疫染色用XPAマウスを加齢させて再実験する予定である。
一方、酸化的DNA損傷の生化学的解析から、上記の免疫染色の予備実験の結果が妥当であることは確認できた。このことから、加齢によるXPAマウスの精子形成不全が、酸化的DNA損傷の蓄積による可能性が考えられた。ただし、この酸化的DM損傷は、他の修復系でも修復されることが知られているために、その修復過程の機序については不明である。
さらに、ヌクレオチド除去修復によって特異的に修復される他の酸化的DNA損傷の蓄積についても解析を進めている。また、他のDNA修復欠損マウスの精子形成について解析したところ、対照群に比べ精巣の発育不全があるため、DNA修復遺伝子の精子形成への新たな関与が明らかになった。今後、上記、結果をふまえて、DNA修復欠損状態におけるDNA損傷の精子形成への関与が理解されることで、精子形成に対する遺伝的不安定性の分子病態が明らかになるものと考える。

Report

(2 results)
  • 2005 Annual Research Report
  • 2004 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All 2005

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] ヌクレオチド除去修復に異常をもつ遺伝疾患2005

    • Author(s)
      中根裕信
    • Journal Title

      医学のあゆみ 214巻・3号

      Pages: 183-187

    • Related Report
      2005 Annual Research Report

URL: 

Published: 2004-04-01   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi