Budget Amount *help |
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2004: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Research Abstract |
抗エストロゲン作用を有するタモキシフェンをモルモットに投与し、音響暴露に対する変化について検討した。タモキシフェン投与動物と、正常動物とに音響暴露(4kHz、octave band noise、120dB、24時間)を行い、聴力変化を聴性脳幹反応を用いて比較検討した。タモキシフェン投与7日目の群と無投与群に対し聴性脳幹反応を行い、音響暴露し再び聴性脳幹反応を行い、聴力閾値の変化を比較検討した。結果としては、タモキシフェン投与モルモットにやや聴力閾値変化が大きい傾向が見られたものの、明らかな有意差はなかった。組織学的surface preparationによる観察では両群間での明らかな違いが認められなかった。 DNAマイクロアレイ法により、若年モデルマウスと加齢モデルマウスの蝸牛神経核及び下丘における遺伝子発現の違いを比較した。マイクロアレイは同条件で15匹の4週齢と15匹の50週齢の計30匹のC57BL/6Jマウス(雌)を用いて3回行った。結果は蝸牛神経核においてEcm1,Polk, Clps, Pkc-_,Mbtd1,とCacnalaが、下丘においてはGrin, Sftpc, Gsn, 4930429B21Rik, 2410004N11Rik, Stag1, and Vamp2が中年モデルにおいて若年モデルと比較してdown-regulateしていた。また、中年モデルにおいて若年モデルと比較しUp-regulateしている遺伝子としては、蝸牛神経核においてBhlhb3,Ctss, Calb1,Gatm, Phyhが、下丘においてYwhaz, Bmp4,Stam, Mcm2,Gatm, Taf1bが検出された。蝸牛神経核におけるPKC-εと下丘におけるGrin1の局在についてin situ hybridization法を用い発現を確認した。
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