Project/Area Number |
16791092
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Plastic surgery
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Research Institution | Nara Medical University |
Principal Investigator |
王寺 幸輝 奈良県立医科大学, 医学部, 助手 (50343421)
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Project Period (FY) |
2004 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2005: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2004: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
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Keywords | Wnt / 再生医学 / 皮膚上皮細胞 / 皮膚再生 / 発毛機構 |
Research Abstract |
WntシグナルファミリーのWnt-10bは毛包発生初期に重要なシグナルであることが分かってきているが、その分子メカニズムは未解明のままである。昨年度、リンパ球から分泌されるWnt-10bの検出および精製、またその活性について調べたところ、マウス初代皮膚上皮細胞の分化誘導を促進させる作用があることをRT-PCRによる遺伝子解析、あるいは免疫染色で明らかにした(BBRC,2006,in press)。 本年度、まず、マウスWnt-10b cDNAをCOS細胞に遺伝子導入し、クローニングを行い、recombinant Wnt-10b(rWnt-10b)を産生可能な細胞(Wnt-COS)の調整に成功した。そのWnt-COS細胞から分泌されるrWnt-10bは、リンパ球より分泌・精製したネイティブなWnt-10bと同様に、マウス初代皮膚上皮細胞の分化誘導を促進させた(BBRC,342:2006)。さらにこれらのシグナルは、canonical pathwayを介したシグナルであることも明らかとなった。 さらに発毛初期段階におけるWnt-10bの影響を調べるため、胎児マウス背中皮膚組織をrWnt-10bを含む培養液で処理した場合、毛のう原器形成が著しく促進されることから、Wnt-10bは毛包形成段階に非常に重要な役割を果たしていることが示唆された。以上ことから、Wnt-10bは皮膚上皮細胞の分化誘導および毛包形成を有意に促進させることから、発毛再生において重要な因子であると考えられる。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)