バーチャル・リアリティによる口内法X線撮影シミュレーションシステムの開発
Project/Area Number |
16791143
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Pathobiological dentistry/Dental radiology
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
岡村 和俊 九州大学, 大学院歯学研究院, 助手 (20346802)
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Project Period (FY) |
2004 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
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Keywords | 口内法X線撮影 / シュミレーション / CT / シミュレーション / センサー |
Research Abstract |
マルチスライスCT(Aquilion TSX101A、東芝メディカル)にて人骨入り模型(DXTTR-11,RINN Inc.)を撮影し,CT画像データ(0.5mm間隔、53画像)を得た。この人骨入り模型の印象採得を行い、同様の形態を持つ石膏模型を作成し、頭部モデル(Simple Manikin 2、Nissin Dental Product Inc)にセットした。2台の三次元センサー(PHANToM Omni, Sensable Inc)を用意し、1つは口内法フィルムをセットし、もう1つは指示コーンを模した円筒にセットした。これらのセンサーをノートPC(Inspiron 6000,DELL)に接続し、PC上でVisual C++,NET(Microsoft Inc)でプログラム開発を行った。 CTから得られたデータは閾値処理により8bitとし、歯列形状の分解能向上のため各画像間を線形補間し、0.25mm間隔の106画像とした。 この画像(座標は頭部モデルの位置)に対して、指示コーンから得られた焦点からフィルム座標の中心点に向けたライン上で階調値を積算し、フィルムサイズの画素空間に配列した。 構築された画像を同様の条件で撮影した口内法X線画像と比較を行ったが、シュミレーションでも同様の形態が描出されていた。また、任意の投影確度でシミュレーション画像を理論値として比較したが、CTの解像度程度の誤差であり、理論的にも一致していると考えられた。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)